呼吸器内科
特徴
肺がん治療は当院での初診科にかかわらず（外科・内科・放射線治療科の区別なく）、呼吸器カンファレンスにて治療方針が決定され、当院として推奨する治療方針が患者に提示されます。呼吸器内科は、主に化学療法を含む内科的治療のイニシアティブをとりますが、ガイドラインに記載されている標準的な治療から、治験などの新規治療方法まで、患者の状況に応じて多岐にわたった治療を実施しております。当院は日本有数の規模の緩和治療病棟を有しており、緩和医療が推奨される患者においては、抗がん剤治療中であっても緩和医療科と協力し積極的な症状緩和に努めております。再発例や高齢者についても、患者と相談し、治験薬を含めた抗がん剤治療から緩和医療まで幅広い選択肢の中で、最良の医療が選択できるように努力しております。
カリキュラム
それぞれのコースのカリキュラム基づいて、呼吸器内科以外に画像診断科、内視鏡科、病理診断科、消化器内科、血液・幹細胞移植科、女性内科、緩和医療科などを選択できます。
疾患・手術内容
胸部悪性腫瘍 新規入院件数 約350例/年、外来化学療法件数 約2400件/年、気管支鏡検査 約700件/年