内視鏡科

特徴

上部消化管では、食道表在癌および早期胃癌に対する内視鏡診断学を研鑽できます。また治療では、内視鏡的粘膜下層剥離術(ESD)を積極的に行っています。ITナイフを中心としたESDを、食道では年間約100例、胃では約400例施行し、良好な成績をあげています。 下部消化管では拡大内視鏡をルーチンで使用し、小病変の存在診断と質的診断に積極的に応用しています。ESDも積極的に試み、年間100例を超えております。 また、国内25施設目の光線力学的治療装置をそなえPDTも施行しています。 胆膵内視鏡は、主として、ERBDやステント、EUS-FNAなどインターベンションを中心に行っています。 また、消化器内科と共同で、進行消化管癌の患者さんに対する内視鏡的なアプローチについて意見の交換を行っています。

カリキュラム

消化管癌の内視鏡診断と治療を中心に行う。ローテーションでは消化器内科(化学療法)、病理診断科、外科、緩和医療科など希望に基づき研修することが可能です。

疾患・手術内容

胃癌に対するESD 400例、食道癌に対するESD 100例、大腸腫瘍に対するEMR 128例、ESD120例。その他、内視鏡的胃瘻造設、ステント、PDT、ERBD、EUS-FNA等。

専攻科

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