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院内のアート作品巡り

各フロアマップ内の赤数字をクリックすると、展示されているアート情報を見ることができます。

1階






 

2階




下記美術品の展示場所は、上記のフロアマップに各々の作品番号で示しています。

作品
番号

作品イメージ画像

タイトル

説明

「日本の四季
 春・夏・秋・冬」

小川良子

春。くも膜下から奇跡の生還。ICUのベッドから見た木々の緑と風。光に生きる勇気をいただいた春の緑。
夏。心の剣刃は雨。それに負けないあじさいの花。葉先はしずくをはね返して・・・地色は宝石より美しい臭木の水あさぎ彩。
秋。びょう、びょうと吹く野分の風。不安、恐れ、その中に稟と咲く、ききょう。虫の音までも聞こえてきます。
冬。南天の朱い実は燃える情熱。雪は暖かくふんわりと降って清らかに水仙は咲く・・・難を転じてと。

四季の花は患者さんであり想いです。

{階段遊楽圖}

山口 晃

長大な階段が組み上げられ、其の脇には大小さまざまな建物があります。食べ物屋、湯屋、見世物などなど。人はそこで食べ飲み、かつ唱い、飽いてはそぞろ歩き、時にメランコリィを楽しみます。それにしても此の階段はどこから来てどこへ行くものなのでしょう。
建物は全て木造かトタンふきなど(数寄屋風アリ、バラック風アリ)。

ボルドー

モンゴル大統領夫妻寄贈品。「HOPEがんのないモンゴル」と当センターの覚書署名記念として、訪問されたモンゴル大統領夫人から寄贈されたものです。

作品には、モンゴルの雄大な風景、生活様式が描かれています。

「マスト」

栗原高光

平成9年第29回日展特選受賞作品「マスト」。
南スペインを旅した時、地中海に面したリゾート地アルメリマール港で、ヨットのマストが林立する情景に心をひかれてスケッチしたものです。多くの方の目に触れ、気軽に油絵というものを楽しんでいただきたい。

「EELA(イーラ)」

流 政之

1923年長崎県に生まれ、少年期に父の指導で古流武道を修め、刀鍛冶、ゼロ戦のパイロットを経て彫刻家に。石の研磨した面と割った面をそのまま生かす「割れ肌」という独自の技法で注目を集め、米国世界貿易センタービル前に彫刻「雲の砦」を制作したことで知られています。
2006年6月設置。作品は、高さ約2.2m、重さ1.7t、黒御影石を使い、角度によって祈りをささげる女神にも、子供を抱く母親にも見えます。

「野に咲く花のように」

小川良子

対置に力満ち、花は季節を心得て、黙って咲き、散って再び人の心に思い残す。
風や心を遊んで、いとおしく咲く。
私は、その花のように、今日を切に生きとうて、染めました。愛されて、野にあるように咲くことを願っています。

葛、品の木を横糸に縦は麻。1日に60㎝くらいしか織れないとおとい布です(葛布)。
生命の山桃、クルミ、茜、コチニール、臭木など。

「百合の実」
「エンジェルス・トランペット」

杉山 啓子

和紙に植物をモチーフとしたエッチングを刷り、一枚一枚ちぎりさまざまな空間に貼りつけてゆくインスタレーション形式の作品の展示となる“オーガニズム・シリーズ”。

本棟から緩和ケア病棟へと続く長い廊下には、「百合の実」と「エンジェルズ・トランペット」を選びました。百合は気高く、香り高く、その特徴ある花弁の開き方、そして蕾の流線形の美しさで多くの人に認知されている花の1つかと思います。

今回、院内に「百合の実」を育てたかったのは、花や蕾にくらべるとかえりみられる事の少ないであろう百合の実の形の美しさとその内側に次へのエネルギーとなる種子をたくさんたくさん蓄えている――(花が)終わった後でもあり、始まりでもある――姿に魅せられるものがあったからです。

「エンジェルズ・トランペット」は、下向きに咲く大振りな珍しい花です。(ほぼ原寸大)日中、陽の光をたくさん受けると、かすかに頭を持ち上げてゆく様が、天使の吹くトランペットに見立てられ、この名がついています。別名「エンジェルズ・トーチ」とも呼ばれ、暗い闇の中、天使がかかげる松明にも称せられる花です。
いろいろな思いを抱いて人々が行き来する長い廊下に、下から生えてくる植物の目線と、上から咲きかける花の視線を与えてみたかったのが、制作意図です。
当初構想には無かった種子を空気中に飛ばす前のほころびかけに実を数本加えました。
緩和ケア病棟へと続く廊下及びラウンジには、色とりどりの12種類の花びらを壁紙のようなストライプ状に配列しました。

元気が出てくる様な明るさと、ぽっかりとした暖かさを届けられればと願いました。何度みても、アキがこないように、見る日、時間によって好みの花びらが違ったりするように、一定のリズムはあるが、ランダムな配置をこころがけました。

「何か・風吹く良き日に」

ユン ヒチャン

川が流れているというより、絶え間なく、水が流れているということ。

風が吹いているというより、空気を頬に受けているということ。

そんな実感を、言葉でなく感じることのできる、良い一日。

「WINDSCAPE]

草間 喆雄

『ゆとり』、『落ち着き』、『安定』をキーワードにして、「WINDSCAPE」では窓越しに見える自然を表現しました。

綿糸を使用しています。

「風の散歩・陽だまりのなかで」

株式会社ビオット

動きのある線形を用いた連続感のある二枚の陶板が、空間に安堵感とさりげない賑わいを与えています。

 

 

センター紹介

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