静岡がん会議
静岡県では、平成10(1998)年度から平成14(2002)年度まで、「静岡アジアがん会議」として、アジア各国のがん医療関係者とのネットワークの拡大と、県内のがん医療の充実・発展を図ってきました。
平成15(2003)年度からは、静岡がんセンターの開院を契機に、「静岡がん会議」と名称を改め、県民に最善のがん医療を提供するべく、臨床研究成果等を情報発信するとともに、「ファルマバレープロジェクト∗1(富士山麗先端健康産業集積構想)」の推進にも寄与することを目的に開催をしています。静岡がん会議では、静岡がんセンターで行われているがんゲノム医療∗2等の新しい診断・治療法等の研究成果や国内外の研究成果等を、県内の医療機関、行政機関、企業と情報共有しています。
がん医療は年々進歩しており、県内の行政機関、医療機関、企業が国内外の最先端のがん医療情報や国の動向等の情報を独自に入手することは難しいため、引き続き開催することが必要です。
※1 ファルマバレープロジェクト:富士山麗地域を中心に、医療からウエルネスまで世界レベルの研究開発を図り県民の健康増進と健康関連産業の振興を図る事業。
※2 ゲノム医療:個人のゲノム情報(細胞に含まれるすべての遺伝情報)をもとにして、その人の体質や症状に応じた最適の医療を行うこと。
今年度の開催について
開催実績
○「静岡がん会議」開催テーマ(最近5年間)
年度 | テーマ | 配信動画 |
平成29(2017)年度 | 静岡がんセンター15年のあゆみとこれから | – |
平成30(2018)年度 | 超高齢社会における健康寿命延伸・自立支援プロジェクト | – |
令和元(2019)年度 | 超高齢社会への備え ~最先端の住まいと福祉機器の開発に向けて~ |
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令和2(2020)年度 | 高齢者の自立支援と理想の住環境 ~医・福・住の連携に向けて~ |
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令和3(2021)年度 | がん治療を始めとした先端医療の推進・地域づくりへの取り組み ~総合特区で見つける医療健康産業の未来絵~ |
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