血液・幹細胞移植科

特徴

1. 歴史はありませんが、地域との連携を図りながら造血細胞移植病棟(無菌病棟)において、質の高いチーム医療を目指しています。
2.症例数は多く、年間に悪性リンパ腫 100例、急性白血病・骨髄異形性症候群 20例、多発性骨髄腫 15例程度の紹介があります。
3. さい帯血バンクネットワークおよび骨髄バンクのすべての移植法について、移植・採取施設として認定されています。2013年度は、同種移植 39例・自家移植 12例を実施しており、全国でも有数の症例数となっています。
4. 治験管理室が充実しており、新規薬剤の臨床治験も増えています。これまでにRAD001、抗CD22抗体、間葉系細胞によるGVHD治療などの治験を行っています。
5.附属研究所と共同で、細胞免疫療法・再生医療などのトランスレーショナルな研究・医療も目指しています。

カリキュラム

1.日常の診療に加えて、回診・血液カンファレンス・移植カンファレンス・放射線治療カンファレンスなどにより、血液疾患診療における知識や技術の習得を図ります。
2.多職種チームでのカンファレンスにより、医療全体のマネージメントに必要な能力を養います。
3.ジャーナルクラブ、ミニレビューなどを通して、最新の知見について学びます。

診療内容・その他

スタッフも少なく、まだまだ創成期にある診療科ですが、経験できる医療の質や症例数には自信を持っています。一緒にがんばってくれる、やる気のある皆さんの参加をお待ちしています。

専攻科

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