2014年4月11日更新
一見健康と思われる人々を対象に、数種類のがんを見つけ出すために実施されているのががん検診です。全ての受診者に、まずスクリーニング法を受けていただき、少しでも異常があれば、別の日に実施する精密検査によりがんの有無を判断します。毎年、定められた方法でがん検診を受けることで、多くの人々の命が救われています。しかし、がん検診は決して万能ではありません。たとえば、がん検診では、対象外のがんを見つけることができません。また、診療のために実施する検査よりは精度が落ちるので、すべてを発見することは困難です。そこで、がん検診で異常がないと判定されていても、身体に異常を感じた場合には、必ず医療機関を受診することが大切です。
藤枝市では、次のような検診を行っています。
種 類 | 対 象 | 時 期 | 内 容 | 備 考 |
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肺がん | 40歳以上 | 5月中旬~12月上旬 | (1)問診・エックス線検査 (2)喀痰細胞診 | ・喀痰細胞診については、問診の結果、医師が必要と認めた場合に限ります。 |
胃がん | (1)ピロリ菌胃がんリスク判定(血液検査)対象年齢以外の35歳以上(個別は40歳以上) (2)-①40歳 (2)-②46・51・56・61・66・71・76歳 (2)-③平成25年度対象者で未受診の者 | (1)4~11月 (2)5月中旬~12月上旬 | (1)問診・エックス線検査 (2)問診・血液検査(ピロリ菌抗体検査,ペプシノゲン検査) | |
大腸がん | 40歳以上 | 5月中旬~12月上旬 | 問診・便潜血検査(2日間採取法) | |
子宮がん | 20歳以上(隔年検診) | 4~11月 | (1)問診・頸部細胞診 (2)体部細胞診 | (1)焼津市の医療機関での受診を希望される方は、健康推進課へお問い合わせください。 (2)体部細胞診については、問診の結果医師が必要と認めた場合に限ります。 |
乳がん | 30歳以上(隔年検診) | 4~11月(視触診) 4~12月(マンモ、エコー) | (1)問診・視触診 (2)エコー (3)マンモグラフィ2方向 | ・30~39歳:視触診+エコー(視触診の結果、要精検以外の希望者) ・40歳以上 視触診+マンモグラフィ(片方のみの受診は不可) |
前立腺がん | 50歳以上の男性 | 5月中旬~12月上旬 | 問診・血液検査(PSA測定) | |
肝炎ウイルス | 以前に肝炎ウイルス検査を受けたことのない40歳以上の方 | 5月中旬~12月上旬 | 問診・血液検査 (B型、C型肝炎ウイルス検査) |
検診会場 | 【肺・大腸・前立腺・肝炎ウイルス・ピロリ菌胃がんリスク判定】志太医師会検診センター、保健センター【子宮・乳】藤枝市立総合病院、志太医師会指定医療機関【胃】志太医師会指定医療機関、検診車(市内巡回) ※具体的な日程や時間は、お問い合わせください。 |
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