「がん体験者の悩みQ＆A」では、2003年と2013年に実施した全国調査結果を整理して構築したがん体験者の悩みデータベースを公開しています。このデータベースに基づき、がん体験者の方々の悩みや負担をやわらげるための助言や日常生活上の工夫などの情報ツールの作成等を行っています。
なお、個別の回答やご相談は、仕組み上できかねますので、お困りごとやご相談がある方は、お近くの「がん相談支援センター」をご利用ください。

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13.1.2.3死に方の模索

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助言 年齢的にも手術を受けるべきか、このままで天寿と思って終わらせるべきか、一時悩んだ。
助言 自分の死に方、やはり再発するのではないか。そしてがん特有の死に方だけはしたくないという気持ちが強くある。
　 最期はどのように死ぬのか。
　 楽に苦しまずに死ぬ方法はないかと悩んだ。
　 再発を繰り返し、病弱な体はますます衰弱し、みじめな姿をさらしながら死んでいくのは嫌である。パッと散るように死にたい。
　 寝たきりにはなりたくないので、1日も早く安らかに眠りたい。
　 自分らしい死に方をどうすればできるか、他人を煩わすことの少ない方策を考えている。
　 いくつも手術を受け苦しんできたため、これ以上苦しい思いは嫌だ、楽に死にたいと思い、インターネットで自殺願望サイトをのぞいたが、その中で残された家族の傷はいつまでも消えないとの言葉が頭に残った。いつも心の中では突然の事故であっけなく死ねたらいいのにと思っている。
　 生き延びたことはありがたいが、かといって弱っていくのも事実であり、中途半端な毎日が耐えられない。もう一度仕事をしたいができないので早く終わりにしたい。
　 痛みが徐々にひどくなり、最後はモルヒネを打って体はぼろぼろになっても、心臓だけは元気に動いている状態になるのなら、事故にでも遭って死にたいと、ふと思う時がある。

がん体験者の悩みQ&A

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