「がん体験者の悩みQ&A」では、2003年と2013年に実施した全国調査結果を整理して構築したがん体験者の悩みデータベースを公開しています。このデータベースに基づき、がん体験者の方々の悩みや負担をやわらげるための助言や日常生活上の工夫などの情報ツールの作成等を行っています。
なお、個別の回答やご相談は、仕組み上できかねますので、お困りごとやご相談がある方は、お近くの「がん相談支援センター」をご利用ください。

交通費と医療費控除

助言

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医療費の自己負担分や通院のための交通費等が、世帯合計で1年間に10万円(所得金額が200万円未満の人は所得金額の5%)以上かかった場合には、申告によって所得税の一部が戻ってきます。

通院のための交通費については、電車やバスの運賃は、医療費として認められます。電車やバスでは領収書が出ないのが普通なので、通院先、通院日、運賃などを控えておいて、申告する際に自分で医療費の明細書に記入することになります。
一方、タクシー代は原則として医療費とは認められません。ただし、病状などからみて、急を要する場合や、電車やバスの利用ができない場合には、タクシー代も医療費控除の対象になることがあります。
また、自家用車で通院する場合のガソリン代や駐車場使用料などは、医療費として認められません。

医療費控除については、詳しくは当ホームページの公開資料『学びの広場 医療費控除のしくみ』をご覧ください。また、管轄の税務署や税務相談室に問い合わせることもできます。

(更新日:2019年2月25日)


 
参考になるホームページ
国税庁
https://www.nta.go.jp/
『タックスアンサー(よくある質問)』、あるいはホームページの検索窓に「医療費控除」、あるいは「医療費控除の手続き」など入力して該当するページから情報を入手します。確定申告期になると、トップページのわかりやすい場所に、所得税(確定申告書等作成コーナー)のバナーやリンクが配置されます。手引きのPDFなどもあるので参考になります。上部のプルダウンメニューの1つ『税の情報・手続き・用紙』>申告手続き・用紙 からも関連する情報を入手できます。


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