延命治療

再発してだめな場合は、できるだけ苦痛を取り除いて、延命治療はしてほしくないと思っている。
1件の体験者の声があります。
末期の痛みの為、周りのものに大変な思いをさせることが最大の悩みである。延命は望まないことを親族に話してある。
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死ぬことに恐怖はなく、できれば自分の家で妻に看取られて尊厳死がしたい。そのために延命治療は一切必要としない。
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『延命治療』という言葉に、どのようなイメージを持っていますか。
一つには、たくさんのチューブにつながれ、話すこともできない、動くこともできないというようなイメージを持たれる方も多いでしょう。ただ、多くの場合、たくさんのチューブにつながれてというのは、手術直後など、必要に応じてやむを得ない場合に行われるものです。
もう一つには、がんの進行を抑えがんをコントロールしたりがんによって起こる症状などをやわらげるための治療について、『つらいばかりで意味がない治療』、『延命治療』とイメージする方もいらっしゃるでしょう。けれども、がんの進行を抑えてコントロールする治療は、『がんと共存しながら、がんとうまくつき合っていく治療』と言い換えることができ、その人がその人らしく生きるための大切な治療の一つといえます。

また、あなたが延命治療について考えるのには、“いつか死が近づいた時には、耐えられないほどつらいと感じるのではないか”という予想があるのかもしれません。
確かに、がんという病気については、『痛い』『苦しい』というイメージが根強く残っています。しかし今日では、がんの患者さんが感じているつらさを総合的にやわらげる『緩和ケア』の研究が進み、がん医療の現場に広く普及しています。適切な『緩和ケア』を受けることで、がんの治療や進行に伴うつらさの多くは軽減できるようになりつつあります。

がんによって起こる痛みに対しても、さまざまな薬が用いられるようになってきています。飲み薬を基本として、貼り薬、坐薬、点滴、注射など、いろいろな薬があり、体の状態に合わせて使うことができます。 
治療の基本となるのが、『WHO方式がん疼痛治療法』です。時間を決めて、痛みの強さに応じた薬を飲むことを基本とする治療法で、適切に実施すれば、8割から9割の患者さんで、がんの痛みをとることができると言われています。
つらさをやわらげるために大切なことは、患者さん自身が我慢しないで、そのつらさを周囲にきちんと伝えることです。患者さんも、緩和ケアの大切なチームの一員です。伝えることで、周囲の人々は、あなたと一緒にそのつらさをやわらげるための方法を考えていくことができます。

もし、将来感じることになるかもしれないつらさへの予感があなたを悩ませているのでしたら、『緩和ケア』について情報を集めることで、こころが少し、落ち着くかもしれません。



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