他に治療法がない

薬物療法以外の治療法がないことがつらい。
2件の体験者の声があります。
外科手術が困難と言われ、放射線と抗がん剤の治療で果たして治るのかと悩んだ。
1件の体験者の声があります。
転移のため放射線治療は無理と説明を聞いた。
1件の体験者の声があります。
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助言

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それぞれの治療法は、どのような種類のがんの、どのような時期でも効果があるわけではありません。一般に利点が大きいと言われている治療でも、あなたのがんには適さない場合もあります。
現在、がん治療の基本となっているのは、手術、放射線療法、薬物療法(細胞障害性抗がん薬、ホルモン治療薬、分子標的治療薬、免疫チェックポイント阻害薬)の3つの治療法です。一般的には、手術や放射線療法は局所、薬物療法は全身のがん細胞に対する効果を期待して行われます(局所的な薬物療法もあります)。

あなたの担当医は、病気の性質や進み具合、臓器の状態(心臓の機能、肺機能、腎機能、肝機能の状態や糖尿病などのがん以外の疾患の有無やコントロール状況など)、からだ全体の状況などを総合的に考慮した上で、今のあなたに適していると考えられる治療法(または治療法の組み合わせ)を提案します。

大切なことは、『今のあなた』に適した治療法の中から、自分が納得できるものを選ぶことです。

まず、担当医の話をきちんと理解できているか、よくわからないところはないかを少しずつ考えてみましょう。
治療の目標、効果、予想される副作用、スケジュール、費用、生活への影響など、しっかりと説明を聞き、疑問があればあなたの方から質問して、確認するようにしましょう。
できれば、ご家族や自分がこころを許せる人と話をしながら整理していきましょう。人に話すことで、頭の中が整理できる場合もあります。

また今後、他の病院でのセカンドオピニオンを受けるにしても、ご自分の現在の状態と治療の利点と欠点、生活の質(QOL)について、よく考え理解した上で、行動を起こすことが大切だと思います。
セカンドオピニオンというのは、直訳すると『第2の意見』で、『診断や治療方針について、現在の自分の担当医以外の医師の意見を聞き、参考にすること』をいいます。
セカンドオピニオンを受ける際には、担当医に「セカンドオピニオンを受けたい」とはっきりと申し出ることと、セカンドオピニオンは病院を移るのではなく、他の医師の意見を聞くことであることをよく理解しておくことが大切です。
セカンドオピニオンは、予約がとれるまで日にちがかかることも多いので、その点も理解して検討する必要があります。

(更新日:2019年2月18日)



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