「がん体験者の悩みQ&A」では、2003年と2013年に実施した全国調査結果を整理して構築したがん体験者の悩みデータベースを公開しています。このデータベースに基づき、がん体験者の方々の悩みや負担をやわらげるための助言や日常生活上の工夫などの情報ツールの作成等を行っています。
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悩み

乳がん検診を1週間前に受けた。マンモグラフィとエコーで手で触ってもわからないほどのしこりが何カ所かあるといわれ、半年後にもう一度検査をするようにいわれたが、それまで放置しておいてよいのか。
乳がん検診を1週間前に受けた。マンモグラフィとエコーで手で触ってもわからないほどのしこりが何カ所かあるといわれ、半年後にもう一度検査をするようにいわれたが、それまで放置しておいてよいのか。(患者本人、がん以外、2003年版)

助言

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【医師はあなたに合った検査の頻度を考えます】

検査を受けることで、からだに関する様々な情報を得ることができます。その一方で、検査そのものが、からだの負担になってしまう、という面もあります。
たとえば、マンモグラフィなどの検査では、少量ではありますが放射線を使用します。また、細胞や組織を取って調べる検査では、針などをからだに挿入することになります。
大切なことは、『得られる情報』というプラス面が大きくなり、『体への負担』というマイナス面が小さくなるような、最適なバランスで検査を受けていくことです。
医師はこのバランスを考えながら、これまでの検査の結果や年齢等の情報を検討し、どのような検査を、どのくらいの頻度で行っていけばよいか、判断しています。

もし、検査の間隔について不安が残っているようであれば、検査を受けた医療機関に連絡して、もう一度医師から説明を受けることができないか、確認してみましょう。


 
参考になるホームページ
国立がん研究センター『がん情報サービス』:それぞれのがんの解説(乳がん)
https://ganjoho.jp/public/cancer/breast/index.html
乳がんの診療の流れ、検査・診断、治療、生活と療養、転移・再発などの情報があります。

 

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