「がん体験者の悩みQ&A」では、2003年と2013年に実施した全国調査結果を整理して構築したがん体験者の悩みデータベースを公開しています。このデータベースに基づき、がん体験者の方々の悩みや負担をやわらげるための助言や日常生活上の工夫などの情報ツールの作成等を行っています。
なお、個別の回答やご相談は、仕組み上できかねますので、お困りごとやご相談がある方は、お近くの「がん相談支援センター」をご利用ください。

悩み

痛みが強くなってきて、痛み止めを使い、落ち着いてきたが、今度は吐き気に悩んでいる。
1 件の体験者の声があります。

助言

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【薬の副作用:吐き気・おう吐】

痛み止めの薬には、いろいろな種類があります。それぞれの患者さんの痛みに応じて、適した薬を使います。
中くらいの痛みから、強い痛みには、『医療用麻薬(オピオイド)』が使われることがあります。医療用麻薬の副作用として、便秘や眠気、吐き気などがあげられます。
医療用麻薬は痛みをやわらげる効果(作用)がありますが、同時に、治療の目的以外の不都合な作用(副作用)もあるのです。

一般に、医療用麻薬を使い始めた最初の頃や、薬の量を増やしたときに、吐き気が起こることがありますが、2~3週間で自然におさまってきます。
吐き気がある場合は、吐き気止めを一緒に使うと、吐き気を抑えることができます。また、薬の種類を変更して、吐き気が生じないようにする場合もあります。
担当医に症状を伝え、相談してみてください。


 

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