「がん体験者の悩みQ&A」では、2003年と2013年に実施した全国調査結果を整理して構築したがん体験者の悩みデータベースを公開しています。このデータベースに基づき、がん体験者の方々の悩みや負担をやわらげるための助言や日常生活上の工夫などの情報ツールの作成等を行っています。
なお、個別の回答やご相談は、仕組み上できかねますので、お困りごとやご相談がある方は、お近くの
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悩み
抗がん剤で、手足、顔の色素沈着がある。薬を中止すれば自然に消えると医師に説明され、気にしないようにした。
1 件の体験者の声があります。
- (患者本人、50代、女性、大腸、2003年版)抗がん剤の副作用で、手、足、顔の色素沈着や下痢で悩み、担当医に相談し、薬の量が減って下痢は改善した。色素沈着は薬を中止すれば自然に消えるとのことなので、気にしないことにした。
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【直射日光を避けるようにしましょう】
抗がん剤により色素沈着がどのように起こるのかは、まだはっきりと解明されたわけではありませんが、皮膚の基底細胞の細胞分裂や増殖が障害されたり、皮膚の基底層というところにあるメラニンを生み出す細胞が刺激されることにより起こると考えられています。
治療終了後、数ヶ月で改善がみられることが多いようです。
日傘、帽子、手袋、長袖の上着などを使って、直射日光を避けるようにしましょう。
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