自分の助言集をつくる
EPUB形式でダウンロード
印刷用表示
腎臓は、体内で不要になった物質を体外に捨てる働きをしています。具体的には、尿という形で、水や電解質、各種老廃物を排泄しています。
そして腎機能の低下を、腎不全といいます。本来排泄される物質が体内に残ってしまうと、いろいろな症状を起こすことになりますが、片方の腎臓の働きが残っていれば、補うことができます。
担当医は、定期的に尿検査や血液検査などを行い、早期に腎機能低下を発見できるように努めています。薬の影響で、腎機能が低下することが予測される場合も同様です。
担当医から説明を受け、あなたの体の状態を把握するようにしましょう。また、指導があれば、それを守るようにして下さい。
尿の量や性質は、体の状態をうつしだしており、苦痛なく観察できます。水分摂取量が変わらないのに尿量が少なくなった、ほとんど尿がでない、あるいは一時的に尿量が多くなった、最近むくみと倦怠感があるなど、気づいたことがあれば、担当医に伝えてください。
よりよい情報提供を行うために、ご意見やご感想をお寄せください。
いただいた評価やご意見・ご感想は、今後、このコンテンツ(情報のなかみ)に役立たせていただきます。
なお、個別の回答やご相談は、仕組み上できかねますので、お困りごとやご相談がある方は、下記「がん相談支援センター」をご利用ください。