自分の助言集をつくる
EPUB形式でダウンロード
印刷用表示
発声と聞き取りに時間がかかるので、喉頭を摘出した患者さんから「言いたいことが伝わらない」、「最後まで話を聞いてもらえない」などの悩みが寄せられます。コミュニケーションの受け手になる人は、このような思いを十分に尊重し、コミュニケーションをとる必要があると思います。
重要なのは、ていねいに語り、しっかり聴くことです。話題が何なのか、キーワードを先に伝えると、相手にとっては話の内容がみえやすく、言いたいことが伝わりやすくなります。落ち着いた場所で話すなどの環境づくりがよいこともあります。また、コミュニケーションは、言葉だけでなく、表情や身振りなどからも伝わります。お互いに慣れてくると、さまざまな感覚を総動員させて、わかり合えるようになると思います。
よりよい情報提供を行うために、ご意見やご感想をお寄せください。
いただいた評価やご意見・ご感想は、今後、このコンテンツ(情報のなかみ)に役立たせていただきます。
なお、個別の回答やご相談は、仕組み上できかねますので、お困りごとやご相談がある方は、下記「がん相談支援センター」をご利用ください。