「がん体験者の悩みQ&A」では、2003年と2013年に実施した全国調査結果を整理して構築したがん体験者の悩みデータベースを公開しています。このデータベースに基づき、がん体験者の方々の悩みや負担をやわらげるための助言や日常生活上の工夫などの情報ツールの作成等を行っています。
なお、個別の回答やご相談は、仕組み上できかねますので、お困りごとやご相談がある方は、お近くの「がん相談支援センター」をご利用ください。

悩み

食道発声、人工喉頭等の使用でコミュニケーションは可能だが、十分に意思を伝えることができず、ストレスが高じやすい。
2 件の体験者の声があります。

助言

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【ていねいに語り、しっかり聴く】

発声と聞き取りに時間がかかるので、喉頭を摘出した患者さんから「言いたいことが伝わらない」、「最後まで話を聞いてもらえない」などの悩みが寄せられます。コミュニケーションの受け手になる人は、このような思いを十分に尊重し、コミュニケーションをとる必要があると思います。
重要なのは、ていねいに語り、しっかり聴くことです。話題が何なのか、キーワードを先に伝えると、相手にとっては話の内容がみえやすく、言いたいことが伝わりやすくなります。落ち着いた場所で話すなどの環境づくりがよいこともあります。また、コミュニケーションは、言葉だけでなく、表情や身振りなどからも伝わります。お互いに慣れてくると、さまざまな感覚を総動員させて、わかり合えるようになると思います。


 

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なお、個別の回答やご相談は、仕組み上できかねますので、お困りごとやご相談がある方は、下記「がん相談支援センター」をご利用ください。

【がん相談支援センター】
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●静岡県内の方は、
静岡がんセンター「よろず相談
もしくは、静岡県内のお近くのがん診療連携拠点病院の「がん相談支援センター
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