自分の助言集をつくる
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胸水とは、肺を包む2層の胸膜の間に液体が過剰に貯まった状態を指します。正常でも少量の液体があり、胸膜の動きをなめらかにして、呼吸運動を助けています。大量に胸水が貯まると、肺が広がったりしぼんだりしにくくなり、息苦しさなどを起こします。
症状をやわらげるため、胸水を抜きとる処置が行われることもあります。
呼吸器の症状があらわれたり、症状が強くなったときは、医師の診察を受けて下さい。
浅い呼吸をたくさんするよりも、深くゆっくり呼吸をするほうが、たくさん酸素を取り入れることができます。
呼吸法を練習してみましょう。もし呼吸が乱れて、苦しい感じがしたら休んでください。呼吸の練習はリラックスして行うことが大切です。
(1) 手をお腹におき、十分に息をはきだしてから始めます。
(2) 口を閉じて、鼻から深く呼吸します。お腹が盛り上がってくることを手で確認し、肩が上がらないように意識します。頭の中で「1、2」と数えながら行ってみましょう。
(3) 口をすぼめてゆっくり息を吐き出し、お腹をもとにへこませます。息を吐くときは、吸うときの2倍以上の時間をかけることが目標です。
(4) これを数分間、繰り返してみましょう。
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