悩み

抗がん剤で爪が黒くなってきて、心配した。
4 件の体験者の声があります。

助言

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【抗がん剤副作用の皮膚障害】

抗がん剤の副作用の一つである皮膚障害には、手や足の裏、指先などの皮膚がひりひりしたり、ちくちくする、知覚過敏になる、ほてり感、赤い斑点になる(紅班)、はれなどが起こる『手足症候群』や、皮膚の色が黒ずむ色素沈着、爪の変形や黒ずみ、爪にスジが出るなどの爪の変化などがあります。
このような副作用症状は、抗がん剤により皮膚の基底細胞の細胞分裂や増殖が障害されたり、皮膚の基底層というところにあるメラニンを生み出す細胞(メラノサイト)が刺激されてその活動が亢進したり、爪の成長が障害されることにより起こると考えられています。
このような皮膚障害を起こす可能性のある抗がん剤(カッコ内は商品名)には、フルオロウラシル(5-FU)、カペシタビン(ゼローダ)、ドセタキセル(タキソテール)、シタラビン(キロサイド)などがあります。


 
【爪のケア】

抗がん剤治療による皮膚障害は、日頃から、皮膚や爪を守るためのケアを意識的にすすめることが大切です。治療が全て終了しても回復するまでに時間がかかりますから、皮膚や爪のケアは回復するまで続けましょう。

爪のケアのための日常生活での注意点には、以下のようなものがあります。

◎ 薄い綿の手袋や靴下で、爪を保護しましょう。
爪に亀裂が入ったり変形したりしているときは、気づかないうちにタオルなどにひっかけて爪がはがれてしまうことがあります。お風呂上がりなどは、そっと押し当てて水分をとり、また日常生活では、柔らかい綿の手袋や靴下で保護しましょう。
爪が伸びていると、ひっかかる原因にもなりますから、爪は伸ばしすぎないように注意しましょう。また爪を切るときは、爪に負担をかけないように何回かにわけて切っていきましょう。
◎ 爪の保護:マニキュアや液体絆創膏
爪の表面がでこぼこしたりしていると、ひっかかったり傷をつけやすくなります。マニキュアは、割れなどから爪を守る役割も果たせます。ただし、とるときに使用する除光液はアルコールが入っていて刺激になることがありますのでなるべく刺激の少ないものを選びましょう。
液体絆創膏は、さかむけやひびわれに使うことがあります。これも、表面を保護する役目があります。使用する際は、アルコールの入っていないタイプを使用しましょう。


 

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