「がん体験者の悩みQ&A」では、2003年と2013年に実施した全国調査結果を整理して構築したがん体験者の悩みデータベースを公開しています。このデータベースに基づき、がん体験者の方々の悩みや負担をやわらげるための助言や日常生活上の工夫などの情報ツールの作成等を行っています。
なお、個別の回答やご相談は、仕組み上できかねますので、お困りごとやご相談がある方は、お近くの「がん相談支援センター」をご利用ください。

悩み

健康に敏感になり疲れないよう、ストレスをためないようにし、食事等にも気をつけている。
1 件の体験者の声があります。

助言

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【自分にできることから1つずつ取り組んでみましょう】

健康に関して意識し、自己管理をしていくことは大切です。

健康管理の基本は
◎バランスの良い食生活
◎適度な運動
◎適度な休息と睡眠
です。

ただ、あまり神経質になりすぎたり、一度に極端に生活習慣を変えようとすると、そのこと自体がストレスになってしまうこともあります。自分にできそうなことから一つずつ取り組んでみましょう。

朝食を必ずとるようにすれば、栄養の偏りを防いだり、脳や腸の活動を活発化させたりすることができます。適度な運動として、有酸素運動の一つであるウォーキングを行ってもよいでしょう。ウォーキング前には、柔軟体操やストレッチ体操でからだを温め、筋肉をほぐします。歩き方としては、背筋を伸ばし肩の力を抜きます。腕は大きめに振ります。歩幅は大きめにして着地はかかとから行い、つま先で地面をけりだすようにします。ウォーキング後はストレッチで筋肉の張りをほぐしましょう。

がんばりすぎずに自分のペースを見つけるようにしましょう。
WHO(世界保健機関)の定義では、健康というのは、単に病気や虚弱ではないということではなく、からだも、こころも、社会的にも穏やかで良い状態であるとしています。
食事も、ただ栄養のバランスを考えるだけではなく、『楽しく食べる』、『おいしいと感じる』などもこころの健康にもつながります。リラックスする時間を持つことも大切です。


 

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