「がん体験者の悩みQ&A」では、2003年と2013年に実施した全国調査結果を整理して構築したがん体験者の悩みデータベースを公開しています。このデータベースに基づき、がん体験者の方々の悩みや負担をやわらげるための助言や日常生活上の工夫などの情報ツールの作成等を行っています。
なお、個別の回答やご相談は、仕組み上できかねますので、お困りごとやご相談がある方は、お近くの
「がん相談支援センター」をご利用ください。
悩み
嗅覚がなくなり、何も臭わないのが少し辛い。
2 件の体験者の声があります。
- (患者本人、50代、男性、咽頭・喉頭、2003年版)会話が思うようにいかず、家族とはある程度通じるが(現在は天津式の発声法を用いている)、世間の人とはうまく通じない。覚悟していたことではあるが、やはりもどかしく歯がゆく、いらいらすることが多々ある。また、嗅覚がなくなり、何も臭わないのが少し辛い。
- (患者本人、70代、男性、膀胱、2003年版)臭覚がなくなったこと。
助言
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【五感を活用】
においは鼻の奥にあるにおいを感じる細胞(嗅覚細胞)から神経を通じて脳に送られ、においを感じる仕組みになっています。治療などで、においの経路のどこかに影響を受けた場合、においの感じ方に変化が起きます。
嗅覚に障害があると、味覚の変化のほか、ガスもれ、こげたにおい、食べ物のくさったにおいが分からないなど、日常生活のいろいろな場面での影響が考えられます。嗅覚以外の五感(視覚、聴覚、触覚など)もできるだけ活用して生活を送りましょう。
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