「がん体験者の悩みQ&A」では、2003年と2013年に実施した全国調査結果を整理して構築したがん体験者の悩みデータベースを公開しています。このデータベースに基づき、がん体験者の方々の悩みや負担をやわらげるための助言や日常生活上の工夫などの情報ツールの作成等を行っています。
なお、個別の回答やご相談は、仕組み上できかねますので、お困りごとやご相談がある方は、お近くの
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悩み
唾液の出が悪く、口やのどの渇きがあって、空気の悪いところなどにいると特にのどが痛くなる。
3 件の体験者の声があります。
- (患者本人、60代、男性、咽頭・喉頭、2003年版)依然として喉の渇きがあって、そのため車の排気ガスや人混みの空気の悪いところにいると、すぐに喉が痛くなる。特に冬、夜間寝ていて、喉ががらがらに乾燥する。
- (患者本人、60代、男性、咽頭・喉頭、2003年版)唾液の分泌が少なく食事時必ず飲み物がいる。軽い喉痛が残っており、長く会話していると声がすぐかれてしまう。風邪気味になると喉痛、首痛が強くなる。
- (患者本人、不明、不明、乳房、2003年版)喉頭がんの放射線治療で左右の唾液腺がだめになった。人工唾液はあまり役立たず、夜間や仕事場で困っている。
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【口やのどの渇きをやわらげる方法】
口やのどの渇きは、不快な症状のひとつです。
症状をやわらげるために、水分はこまめに摂るようにしましょう。砂糖を含む飲料は、高カロリーであることが広く知られているので、注意している方が多いと思います。砂糖を含まないガムや飴などで、唾液の分泌を促すのも一案です。
夜間は、加湿器を利用したり、空気の悪いところでは、マスクを使用したりしてみてください。マスクを使用することで、口やのどの湿度を保つことができます。
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