• （患者本人、70代、男性、大腸、2003年版)食事に注意することはないか、運動をどの程度すればよいか聞きたい。
• （患者本人、70代、男性、大腸、2003年版)これからの生活で食事に注意することはないか。運動をどの程度すればよいか。
• （患者本人、40代、女性、肺、2003年版)腰の骨に転移して、長い間寝たきりだったので退院後の生活が心配である。
• （患者本人、50代、女性、胃、2003年版)痩せが止まってほしい。食事のとり方、生活の仕方を具体的に知りたい。教えていただきたい。
• （患者本人、50代、女性、胃、2003年版)専業主婦なので家事をどうするか、退院後の生活全般について悩んだ。
• （患者本人、50代、女性、胃、2003年版)痩せが止まってほしい。食事のとり方や生活の仕方を具体的に知りたい。
• （患者本人、60代、女性、白血病、2003年版)再発の可能性があり、以後維持療法を6回やると告げられた時、再発するまで、どのような過ごし方をしたらいいのかわからなかった。
• （患者本人、40代、女性、子宮、2003年版)治療が終わり順調に回復しているが、自宅での生活の仕方や食事のことなど、現在の自分にとって良いことを指導してほしい。
• （患者本人、30代、男性、胃、2003年版)これからの生活について、食事について悩んでいる。
• （患者本人、60代、女性、子宮、2003年版)これからどのように生活したらいいか、特に食事等はどんな注意をしたらよいか心配している。
• （患者本人、60代、男性、肝臓、2003年版)治療後の行動について注意している。
• （患者本人、30代、女性、子宮、2003年版)家に1人でいて体をどの位動かせば大丈夫なのかとか、食事は何を食べれば良いのかということが気にかかった。転移再発に関する恐怖があるが、いろいろ本を読んでも良く理解できず、心配しすぎて体が疲れてしまったり、がんのことを考えない日はない。
• （患者本人、60代、男性、食道、2003年版)復職までの健康管理が悩みである。体力の回復のため、食事と運動の繰り返しを継続している。
• （患者本人、70代、男性、胃、2003年版)これからの生活をどのようにしたらいいか。
• （患者本人、60代、女性、乳房、2003年版)治療終了後の家庭生活について悩んでいる。
• （患者本人、50代、男性、口腔・舌、2003年版)仕事が今まで通りできるだろうか。再発はしないだろうか。どんな食事をしたら良いか。
• （患者本人、60代、男性、肺、2003年版)日常生活について悩んでいる。
• （患者本人、70代、男性、大腸、2003年版)生活のことで悩んでいる。
• （患者本人、50代、女性、悪性リンパ腫、2003年版)何が原因で発生したのかわからないので、これからの生活で何を気をつけていいのかわからない。よかれと思うことはいろいろやっているが。
• （患者本人、70代、男性、前立腺、2003年版)手術をして、これからの生活について心配した。
• （患者本人、60代、男性、胃、2003年版)主治医は100%治るとは言えないとのことだが定期検査での医師からの説明がなく不安である。術後の生活のＱＯＬについて悩んでいる。病院側の手術の手順や術後の食事等の生活のおくり方の説明が不足していたため、退院後半年間、非常に苦しんだ。
• （患者本人、70代、女性、胃、2003年版)手術後は在宅療養しているが、どのように食事をしたらいいか、生活したらいいのかがわからず悩んでいる。
• （患者本人、50代、女性、乳房、2003年版)退院後の生活で気をつけるべきことがわからなかった。病院に資料が置いてあることにしばらく時間が経って気が付いたが、手術後に必要な資料を各患者にまとめて配布していただけるとありがたい。

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【術後の経過をみながらすすめていく】

手術後退院の際に、手術部位や手術内容によって今後の生活に関していくつかの注意点や指導を受けると思います。手術内容によってはからだの機能の一部が使えなくなったり、はたらきが悪くなり、その状況にあわせて生活を調整しなければいけないことがあります。抗がん剤治療や放射線治療の場合は、治療が終わると徐々に副作用症状が改善されていきますが、なかには末梢神経障害（手足のしびれ）など長期間続いてしまうものもあります。また、もともとの生活習慣や体力、からだの機能も人によって様々ですから、万人に通じるいつからここまで可能というようなタイムスケジュールがあるわけではありません。

基本的なところを守りながら、自分なりに折り合いをつけ、失敗を恐れずに自分なりの生活リズム、生活習慣を築いていきましょう。

1.　退院時に指導や注意を受けた点を整理して実行しましょう
退院時に注意や指導をされた点は、生活のなかで新たに取り入れたり、これまでの生活習慣を改善しなければいけなかったりする点といえるでしょう。特に、これまでの生活習慣で控えたほうがよいことや変更しなければいけないことは、注意深く意識的に行い、少しずつ新しい生活管理をからだに覚えてもらう必要があります。
逆をいえば、指導や注意がない点は、基本的に制限などはないと考えて良いでしょう（何も注意や指導がなく心配であれば、担当医や看護師に確認してみましょう）。ただし、がんの治療はからだ全体へのダメージがありますから、からだ全体がダメージを回復するまでは、「80％」を意識してみましょう。少し余力を残すくらいがよいと思います。
2.　家事や仕事の再開
家事や仕事復帰というのは、担当医ともよく相談しながら決めていきましょう。最初は少しずつ初めてからだを慣らしていってもよいでしょう。仕事の場合は、上司と相談して最初は半日勤務などとし、徐々にからだを慣らしてもよいでしょう。
3.　運動の再開
適度な運動は体力を回復するのに役立つこともあります。いきなり激しい運動をするのではなく、徐々にからだを慣らしていきましょう。