自分の助言集をつくる
EPUB形式でダウンロード
印刷用表示
喉頭全摘出術を受けると、喉のところに永久気管孔が造設され、ここから気管を経て肺に空気が入ります。永久気管孔に水が入るということは、つまり肺に水が入るということなので、入浴時、湯船に肩までつかることができなかったり、洗髪のときは前かがみになって、永久気管孔が真下に向くようにしたりする必要があります。
入院中に初めて入浴、洗髪するとき、湯船のお湯は胸の高さまでにする(肩が冷える場合は、タオルをかける)、タオルを首に巻く、シャンプーハットやケープを使うなどの方法を教えてもらいます。
特に最初の頃は、入浴が怖かったり、難しく感じたりするかもしれませんが、慣れるに従い、簡略化した自分の方法が見つかると思います。
喉頭摘出者の患者会が全国にありますので、参加して、同病の先輩の体験談や知恵を聞いてみるとよいと思います。患者会がどこにあるか分からないときは、おかかりの病院の相談室かがん診療連携拠点病院の相談支援センターにお問い合わせください。
![]() 国立がん研究センター『がん情報サービス』:相談先を探す https://ganjoho.jp/public/index.html [相談先・病院をさがす]では、成人や小児の相談先・病院一覧(がん診療連携拠点病院、小児がん拠点病院)を病名や地域、病院の種類などから探すことができます。 |
よりよい情報提供を行うために、ご意見やご感想をお寄せください。
いただいた評価やご意見・ご感想は、今後、このコンテンツ(情報のなかみ)に役立たせていただきます。
なお、個別の回答やご相談は、仕組み上できかねますので、お困りごとやご相談がある方は、下記「がん相談支援センター」をご利用ください。