• （患者本人、70代、女性、大腸、2003年版)年に1回のカメラの検査や、隔月の腫瘍マーカーの値を聞くたびに一喜一憂し、心の休まることがない。数値で表されるだけでなく主治医にもっと説明やアドバイスをして欲しい。
• （患者本人、50代、女性、大腸、2003年版)次々と検査されるが、その結果を詳しく説明されなかったので、2度も説明を依頼したが、詳しく丁寧に説明して欲しかった。
• （患者本人、50代、女性、肺、2003年版)通院して検査を受けていたが、その検査がどうして必要なのか教えてもらえなかったので、こんなに検査をしなくてはならないか不安だった。
• （患者本人、30代、女性、乳房、2003年版)検査など、医療行為の説明がなく、請求してようやく結果を知らされた時は頭が真っ白になった。手術をその病院でする気になれず転院した。

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【納得できなければ確認しましょう】

わからないこと、疑問に感じていることは、実際に検査や治療を行う前に一つずつ解決していくことが大切です。できれば、その場ですぐに医師に確認するのが理想ですが、後で疑問がわくこともあるでしょう。そういう場合でも、確認する機会はあるはずです。予約検査であれば、検査実施日までにもう一度確認してみましょう。その日すぐに行われる検査でも、看護師や検査室の医療スタッフに疑問点・不安な点を伝えてみましょう。わかることであれば、補足説明をしてくれるでしょうし、医師からの説明が必要な場合は、医師につないでくれると思います。

すっきりしないままにしておくのは、よくありません。こういう小さなしこりが積み重なっていくと、医師への信頼感が低下したり、誤解や曲解の原因になります。また、自分のからだに行われることに納得できないまま放置するというのは、あなた自身にとってもマイナスです。