自分の助言集をつくる
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病室という限られた空間で24時間、日中も就寝時も過ごすという生活は、精神的にも苦悩が増すと思います。ストレスをためないように、気分転換を取り入れましょう。病室から動けるようなら、わずかな時間でも、病室と違う場所で過ごすともよいかもしれません。病室を不在にするときは、どこに行くか伝言かメモを残しておきましょう。
入院中の外出、外泊は、病状によりますので、医師の許可と届け出が必要ですが、可能であれば、週末は自宅に帰って家族と過ごすことも一案です。
見えない先のことを考えて怖くなったとき、不安が強くとてもつらいとき、自分の気持ちを受けとめてくれる人、家族や何でも話せる友人に、不安に思っていることや揺れ動く思いを聴いてもらうことも、気持ちを楽にします。一人で、つらさを抱え込まないで、周囲の人に話してみましょう。泣いてしまってもかまいません。
また、口にしなくても、ふっと自分を心配し気遣う周囲の人々の思いが感じられたとき、一人ではないと感じて温かい気持ちになれたり、そんな時間がほんの少しでも気持ちを楽にしてくれると思います。
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