「がん体験者の悩みQ&A」では、2003年と2013年に実施した全国調査結果を整理して構築したがん体験者の悩みデータベースを公開しています。このデータベースに基づき、がん体験者の方々の悩みや負担をやわらげるための助言や日常生活上の工夫などの情報ツールの作成等を行っています。
なお、個別の回答やご相談は、仕組み上できかねますので、お困りごとやご相談がある方は、お近くの「がん相談支援センター」をご利用ください。

悩み

外に出たくて、すごく束縛感があった。自分をおさえることがすごく大変だった。
1 件の体験者の声があります。

助言

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【気分転換も必要】

病室という限られた空間で24時間、日中も就寝時も過ごすという生活は、精神的にも苦悩が増すと思います。ストレスをためないように、気分転換を取り入れましょう。病室から動けるようなら、わずかな時間でも、病室と違う場所で過ごすともよいかもしれません。病室を不在にするときは、どこに行くか伝言かメモを残しておきましょう。
入院中の外出、外泊は、病状によりますので、医師の許可と届け出が必要ですが、可能であれば、週末は自宅に帰って家族と過ごすことも一案です。


 
【気持ちが落ち着かないときは、つらい気持ちを一人で抱え込まない】

見えない先のことを考えて怖くなったとき、不安が強くとてもつらいとき、自分の気持ちを受けとめてくれる人、家族や何でも話せる友人に、不安に思っていることや揺れ動く思いを聴いてもらうことも、気持ちを楽にします。一人で、つらさを抱え込まないで、周囲の人に話してみましょう。泣いてしまってもかまいません。
また、口にしなくても、ふっと自分を心配し気遣う周囲の人々の思いが感じられたとき、一人ではないと感じて温かい気持ちになれたり、そんな時間がほんの少しでも気持ちを楽にしてくれると思います。


 

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