悩み

外に出たくて、すごく束縛感があった。自分をおさえることがすごく大変だった。



助言


【気分転換も必要】


病室という限られた空間で24時間、日中も就寝時も過ごすという生活は、精神的にも苦悩が増すと思います。ストレスをためないように、気分転換を取り入れましょう。病室から動けるようなら、わずかな時間でも、病室と違う場所で過ごすともよいかもしれません。病室を不在にするときは、どこに行くか伝言かメモを残しておきましょう。
入院中の外出、外泊は、病状によりますので、医師の許可と届け出が必要ですが、可能であれば、週末は自宅に帰って家族と過ごすことも一案です。


 

【気持ちが落ち着かないときは、つらい気持ちを一人で抱え込まない】


見えない先のことを考えて怖くなったとき、不安が強くとてもつらいとき、自分の気持ちを受けとめてくれる人、家族や何でも話せる友人に、不安に思っていることや揺れ動く思いを聴いてもらうことも、気持ちを楽にします。一人で、つらさを抱え込まないで、周囲の人に話してみましょう。泣いてしまってもかまいません。
また、口にしなくても、ふっと自分を心配し気遣う周囲の人々の思いが感じられたとき、一人ではないと感じて温かい気持ちになれたり、そんな時間がほんの少しでも気持ちを楽にしてくれると思います。


 
Copyright © 2007-2025 Shizuoka Cancer Center. All rights reserved.