注射用抗がん剤調製業務
ハザード室内の安全キャビネットでの抗がん剤調製
静岡がんセンターでは、外来、入院を含め院内で治療に使われるほぼ全ての注射用抗がん剤を薬剤師が調製します。
注射用抗がん剤の調製は、化学療法センター内のハザード室に設置された安全キャビネットで無菌的に行っています。
安全キャビネットはクラスⅡタイプB2のキャビネットが7台(うちロングタイプ4台)設置されています。
また、薬剤部内にも安全キャビネットを5台(うちロングタイプ4台)有しています。
調製を行う薬剤師は専用ガウンを着用し、専用手袋やマスク、ゴーグルを装着しています。静岡がんセンターでは、外来の化学療法に関しては、抗がん剤だけでなく、前投薬で用いられる一般薬の調製も行い、外来患者さんの待ち時間をできるだけ短縮できるように努めています。
薬剤部では休日(土日、祝日)も抗がん剤の調製を行っています。さらに、年末年始やゴールデンウィークにも調製を実施しています。