「がん体験者の悩みQ＆A」では、2003年と2013年に実施した全国調査結果を整理して構築したがん体験者の悩みデータベースを公開しています。このデータベースに基づき、がん体験者の方々の悩みや負担をやわらげるための助言や日常生活上の工夫などの情報ツールの作成等を行っています。
なお、個別の回答やご相談は、仕組み上できかねますので、お困りごとやご相談がある方は、お近くの「がん相談支援センター」をご利用ください。

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9.1.1.2看護師や他スタッフの言葉や態度

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　 放射線照射の際、レントゲン技師が上司から指導を受けながら照射していた。その時「肩にかからないように」と何度も注意を受けていた。私にはそれがどういうことかわからなかったが、レントゲンを撮った時、「わっ失敗」という大きな声が聞こえてきた。
　 つらいときに看護師に話を聞いてもらったら、その後神経科受診となり、心が病んでいると思われたと落ち込んだ。
　 看護師との面談で、医学的には間違っていない説明でも、伝え方・受けとめ方によっては、心が傷つきショックを受ける。
　 看護師によって、治療や検査、ケアや処置などの説明や言うことが違うと、どうしたらよいかわからなくなり戸惑う。
　 看護師は何人もの患者に対応して慣れがあると思うが、患者にとってはさまざまなことが初めてのことばかりで、わからないことや不安なことも多い。「それくらい」などの否定的な言葉を聞くと、何も相談できなくなる。
　 治療や検査を受けている際、どこからか自分のことを話している声（医療関係者）が聞こえてくると、傷つく。
　 術後治療決定の際、医療者が何気なくかけた言葉に非常に傷ついた。
　 術後痛みが強く両手が使えないのに看護師の助けがなかった。
　 忙しいせいだろうが冷たいと感じる態度の看護師がいる。

がん体験者の悩みQ&A

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