「がん体験者の悩みQ＆A」では、2003年と2013年に実施した全国調査結果を整理して構築したがん体験者の悩みデータベースを公開しています。このデータベースに基づき、がん体験者の方々の悩みや負担をやわらげるための助言や日常生活上の工夫などの情報ツールの作成等を行っています。
なお、個別の回答やご相談は、仕組み上できかねますので、お困りごとやご相談がある方は、お近くの「がん相談支援センター」をご利用ください。

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15.2.1.2配偶者の精神的負担

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　 以前、母が乳がんで8年の闘病の結果亡くなったが、そのときは母もたいへんだったが父がそれ以上に心のダメージを受けてしまい、それを思い出すと自分の場合も夫のことが心配である。自分がこれからどのようになっていくか心細くなってきた。
どのような治療が待っているか落ち込む。
　 再発後、妻の気持ちが不安定になり、コミュニケーションのとり方が難しい。
私自身のモチベーションの維持が難しい。悪い方向へ考えてしまい、気持ちがのらない。
　 妻の心情へのケア。
　 自分ががんと診断されたことで、夫がショックを受け仕事ができない状態に落ち入り苦しんでいる姿をみてとても悲しかった。夫にも心理セラピーが必要だと思った。
　 自分は楽観的で悩むこともなかったが、夫がかなり落ち込んで困った。
　 自分は深刻に悩んだことはないが、夫の方が心配して胃潰瘍を発症した。
　 自分以上に気落ちしている夫とどう向き合えばいいのか。
　 自分自身も抗がん剤治療で苦しい中であったが、気落ちしている夫をどう励ましてあげたらいいのか。こんな中で死を迎えることとなったら、と考える日々がとてもつらい。
　 病気のことで悩むことはなかったが、夫が精神的に大丈夫なのか、ただそれだけ悩んだ。
　 夫、子どもに精神的な負担をかけてしまうのか。

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