「がん体験者の悩みQ&A」では、2003年と2013年に実施した全国調査結果を整理して構築したがん体験者の悩みデータベースを公開しています。このデータベースに基づき、がん体験者の方々の悩みや負担をやわらげるための助言や日常生活上の工夫などの情報ツールの作成等を行っています。
なお、個別の回答やご相談は、仕組み上できかねますので、お困りごとやご相談がある方は、お近くの「がん相談支援センター」をご利用ください。

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12.2.5.2別のがんにかかったことでの不安定感

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助言 現在のがんとは別に、大腸がんの疑いがあるといわれ、検査をしていることが心配。
  以前のがんとは別のがんがみつかり、心配。
  胃がんの術後1年半で、骨髄異形成症候群と診断され、ショックが大きかった。
  複数の原発性がんが連続して見つかり、同時に外科手術を行えないため、摘出根絶ができないことから、将来に不安を持った。
  10年ほど前に、早期胃がんが見つかり内視鏡で切除し、ピロリ菌も取り、胃カメラも4回やったのでもう大丈夫と意気込んだ。しかしまた見つかったときは、やっぱりと思い、半分は諦めるしかない、でもまだ趣味の釣りもやりたい、とにかく元気になりたいと思った。
  10年前の胃がんのときと比べ、今回大腸がんと診断されたときは前回ほどのショックはなかったが、再発や転移でない新たながんの診断に、体質的な要因なのかと悩んだ。この先5年間経過観察で通院するが、いつがんになるかといつも不安を抱えながらの生活である。
  20年ほど前に精巣がんにかかり、そのときも早期発見で特に問題はなかったが、2回も経験すると、なぜ自分がまた苦しい思いをするのかと思った。
  2年後別のがんが見つかりまたかと思った。
  4年ほど前に他のがんで手術を受けているので転移したかと思ったが、別のがんと言われさらにショックだった。
  ホルモン療法が体に合わずできないが、このままでいいのかという不安。その後甲状腺がんになり、がん体質ではと思い困っている。

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