心の支援体制の不足

色々な身体の変化、状態を気軽に話せ、聞いてくれる機関が身近にあればとても心強いと思う。
2件の体験者の声があります。
退院と同時に1人で抱え込む再発、転移の不安と恐怖。この精神ケアがなされていない。自分ががんであることを知られたくないが、どこに相談したらよいのか。
1件の体験者の声があります。
診断後10日位パニックに陥り、精神的なケアが必要だったが、医療機関では対応できなかった。
1件の体験者の声があります。
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助言

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心のケアの必要性がクローズアップされてきて、そのための体制も整備されてきています。
医療関係者を中心とした相談員が対応する相談窓口、気持ちの分かち合いやお互いの体験から得られた知識などの情報交換なども行われる患者団体(患者会)、最近、がん診療連携拠点病院を中心に設置する医療機関が少しずつ増えてきている『患者サロン』、がん経験者の方々などがされているピア・サポートなどいろいろなグループ、仕組み、機関などがあります。

【自分がかかっている病院の相談室を利用する】
最近では、相談室、相談員(医療ソーシャルワーカー、看護師など)を配置している病院が少しずつ増えています。けれども、自分がかかっている病院にも相談室があることを知らない患者さんも大勢いらっしゃいます。一度、病院の総合案内などで確認してみましょう。
自分のかかっている病院だと、話の内容が担当医や看護師に筒抜けになってしまうのではないかと気にされる方がいらっしゃいます。原則的に、相談者(患者さん)のプライバシーは守られているはずですが、心配であれば、相談担当者に確認してみましょう。
まったく知らない相談室よりは、かかっている病院の相談室の方が、わかっている点も多く、つらい時に何でも相談できる場所や人を近くにつくることは、あなたのこころのケアにもつながると思います。

【がん診療連携拠点病院の相談支援センターを利用する】
全国のがん診療連携拠点病院(厚生労働省が指定)には、相談支援センターが設置されています。相談支援センターでは、がんの病気のことやがんの治療について知りたい、今後の療養や生活のことが心配などの質問や相談におこたえしています。電話相談を行っているところもあります。
相談員は、患者さんやご家族のいろいろな不安や悩み、こころの声に耳を傾け、患者さんやご家族が問題を整理したり行動するお手伝いをしています。
国立がん研究センターがん対策情報センターの『がん情報サービス』のホームページでは、各都道府県の相談支援センターのリストと相談方法や相談員の職種、時間などの一覧表を閲覧できますので、ご参照ください。
電話相談は、相手の顔が見えないことで、緊張せずに気持ちを話せるかもしれません。

【その他の相談窓口を利用する】
たとえば、日本対がん協会では、『がん相談ホットライン』という電話相談を行っています。『がん相談ホットライン』では、看護師や医療ソーシャルワーカーが、患者さんやご家族のこころの悩みや人間関係の悩み、経済問題など幅広い相談に応じています。

【患者同士の交流】
患者さん同士の気持ちの分かち合いも様々な形で行われています。たとえば、患者団体(患者会)や患者支援団体での集まり、あるいはインターネットの掲示板、医療機関や地域の施設で開かれている『患者サロン』、患者会等が行う電話相談、いろいろな形ですが、同じような体験をした人たちだからこそ分かり合えるつらさや嬉しさ、思いがあります。



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注)なお、インターネット上での個別相談はお受けしておりません。ご相談のある方は、お近くのがん診療連携拠点病院の相談支援センターにご相談ください。

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