受けた治療(選択)が正しかったか

今の治療方法がベストなのか、治る可能性があるのか不安が募った。
17件の体験者の声があります。
手術後抗がん剤治療を受けないことを選択したが、しばらくそのことが不安の原因になった。
3件の体験者の声があります。
手術を受けてよかったのか、それとも受けなくて薬での治療が良かったのかと悩んだ。
2件の体験者の声があります。
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助言

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あなたの体や病気は、ほかの人の体や病気とは、多かれ少なかれ違いがあります。同じ治療を受けても、結果が同じになるとは限りません。あなたは、いろいろな条件の制約の範囲内で、あなたができる最善の選択をしてきたはずです。
もし、今のあなた自身の状況に満足できない点があったとしても、そのことで後悔したり、自分を責めたりする必要はありません。

治療を選択するというのは、とても難しいことです。特に、がんと診断された動揺や混乱が残っているなかで治療を選択せざるをえないときは、余計に迷い、治療を決めた後から、“でも、本当にこれでよかったのか”という思いが残ることがあります。
また、再発や転移があると、“もし、あの治療を選んでいたら”と思ってしまうかもしれません。
がん体験者の悩みや負担に関する大規模な実態調査を実施した結果でも、多くのがん体験者が『再発・転移の不安』を抱えていました。この『再発・転移の不安』は、病状、治療経過、治療の効果などに関係なく抱いている方が多いということも、調査の結果わかりました。
この『再発・転移の不安』が、“でも、本当にこれでよかったのか”という思いにつながる部分もあると思います。

思い返してみましょう。
あなたは、少なくとも治療を決める時点では、自分なりに納得して受けた治療だと思います。
気持ちを切り替えて、今後、自分がどのように病気や治療を受けてからのさまざまな変化に向き合っていけばよいのかを考えていきましょう。

また、“これで、よかったのだろうか”、“もっとよい治療方法があったのではないだろうか”などの思いは、治療を受けている時間のなかでさまざまなつらさが少しずつたまってきたときに起こることがあります。
副作用などの体のつらさを伴う治療を長い間受けていると、体のつらさだけではなくこころも疲れてきて、うまく体とこころのバランスがとれなくなることがあります。そして、こころのつらさは、少しずつたまってきます。からだがつらいと、こころもマイナスの方向になりがちです。

こころのつらさをやわらげるためにも、時々たまってきたつらさを外に出してあげる必要があります。こころの中のつらいと感じていることを、言葉にして出してガス抜きをすれば、きっとこころの負担が軽くなります。
おかかりの病院の『がん相談支援センター』や『医療相談室』にいる相談員に相談してみるとよいでしょう。

人に話をすることで、自分の頭の中を整理できたり、なぜ、こんなふうに思ってしまったのかとそのきっかけがわかったり、問題を整理して、今、自分がどのようにしたらよいかが見つかることもあります。

(更新日:2019年2月18日)



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