「がん体験者の悩みQ&A」では、2003年と2013年に実施した全国調査結果を整理して構築したがん体験者の悩みデータベースを公開しています。このデータベースに基づき、がん体験者の方々の悩みや負担をやわらげるための助言や日常生活上の工夫などの情報ツールの作成等を行っています。
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悩み
まったく健康で自覚症状も特になかった中で突然の告知だったので、自分のことと思えなかった。
10件の体験者の声があります。
- (40代、男性、大腸、2013年版)健康には人一倍自信があったので、がんと告知されたときはショックだった。
- (50代、女性、大腸、2013年版)今まで病気をしたことがないため、がんと診断されびっくりし、途方に暮れた。
- (50代、女性、乳房、2013年版)今まで手術したこともなく生活していたので最初にがん=死が重くのしかかり、医師の治療の説明も頭に入らず、自分が知らない世界に入り込み何が何だかわからなくなり、絶望的だった。
- (50代、男性、胃、2013年版)健康に何の問題もなく過ごしていたが、会社の健康診断により胃がんが発覚し、どう対応したものか悩んだ。
- (60代、女性、膵臓、2013年版)健康がとりえの自分が、まったく突然膵臓がんと診断され目の前が真っ白になっり、信じられなかった。しかし現実に黄疸の症状が顔や白目に出ていた。
- (70代、男性、食道、2013年版)今まで50年以上入院すらしたことがなかったため、がんと診断されショックが大きかった。手術をしないでどれくらい生きられるのか、余命が心配。
- (70代、女性、乳房、2013年版)健康そのものだったのに乳がんになって信じられなかった。ショックを受けたががんに打勝つ自信があったのであまり悩まなかった。
- (70代、女性、乳房、2013年版)健康には自信があり食事、運動にも気を遣っていたので、がんと診断されたときにはショックで貧血になった。
- (70代、不明、乳房、2013年版)今までこれといった病気をしなかったのに、いきなりがんと告知されたときのショックでたいへんびっくりした。どうしてがんになってしまったのかわからなくなった。
- (80代、女性、卵巣・卵管、2013年版)まったく健康で自覚症状も特になかった中で突然の告知だったので、自分のことと思えなかった。
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