「がん体験者の悩みQ&A」では、2003年と2013年に実施した全国調査結果を整理して構築したがん体験者の悩みデータベースを公開しています。このデータベースに基づき、がん体験者の方々の悩みや負担をやわらげるための助言や日常生活上の工夫などの情報ツールの作成等を行っています。
なお、個別の回答やご相談は、仕組み上できかねますので、お困りごとやご相談がある方は、お近くの
「がん相談支援センター」をご利用ください。
悩み
病気や治療について、情報も知識もないまま、治療などがすすんでいったが、後でいろいろと知識や情報がはいり、自分の無知が怖くなった。
1件の体験者の声があります。
- (80代、女性、乳房、2013年版)乳房のしこりが固くなり、病院ではエコー検査だけで心配はないが切除して調べればはっきりするといわれ、言われるままに切除した。その後がんとわかり、取り残しがあるので再手術の説明を受けたが、温存なら他の病院を紹介すると言われ治療を受けた病院に代わった。その間にセカンドオピニオンを受け、治療は手術で終わりではなく再発予防の治療もあり、全摘のみを選択したらホルモン治療やリンパ節転移後の抗がん剤治療を受けられなかったということを知りショックだった。その上まず転移があるかを調べないと局所治療の意味がないと知り、無知が怖かった。
この悩みについての助言は、現在作成中です。
本サイトの各種リンクより他の情報を参照してください。
また、現在ご覧になっている悩みについて、お困りの場合は、静岡がんセンター「よろず相談」、もしくはお住まいの地域のがん診療連携拠点病院の「がん相談支援センター」にご相談下さい。
全国の「相談支援センター」の連絡先は、国立がん研究センター
「がん情報サービス」のホームページにある、「がんの相談」、もしくは、「病院を探す」というページから調べることができます。
「がん相談支援センター」は、がんの患者さんやそのご家族などから寄せられる、さまざまな悩みや不安について、相談を受けつけている相談窓口です。看護師や医療ソーシャルワーカーなどの相談員が、お話を伺い、一緒に考え、問題の解決をお手伝いしています。