「がん体験者の悩みQ&A」では、2003年と2013年に実施した全国調査結果を整理して構築したがん体験者の悩みデータベースを公開しています。このデータベースに基づき、がん体験者の方々の悩みや負担をやわらげるための助言や日常生活上の工夫などの情報ツールの作成等を行っています。
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悩み
夫を残して先立つことが心配だ。
28件の体験者の声があります。
- (50代、女性、卵巣・卵管、2003年版)子どもが県外におり、主人が1人になることが心配だ。
- (50代、女性、子宮、2003年版)また再発したらもう治療するつもりはなく、その時残されたやはりがんの夫の身が案じられる。
- (50代、女性、乳房、2003年版)もし先に死んだら夫と子どもたちはどうするのだろうと考えうつになった。
- (50代、女性、乳房、2003年版)主人が残されて困るだろうと思った。
- (40代、女性、乳房、2003年版)死ぬのだろうか、もしそうなったら夫は1人になって大丈夫か、元気で生きていってくれるか心配だった。
- (70代、女性、乳房、2003年版)最悪の場合、夫と別居中の長男夫婦の折り合い等を心配した。
- (60代、女性、その他のがん、2003年版)余命1年と知り、主人のことが1番気にかかった。
- (60代、女性、胃、2003年版)主人と2人暮らしだったので、もしもと考えた。
- (60代、女性、乳房、2003年版)目の前が真っ暗になり、主人が1人で生活していけるかが1番心配だった。
- (50代、女性、乳房、2003年版)子どもがいないため夫が心配だ。
- (50代、女性、大腸、2003年版)手術後手遅れと告げられて、どの位生きられるのか、主人を1人残せないことを心配した。
- (50代、女性、皮膚、2003年版)死んだ後の家族のこと、特に夫がどう生きていくのか心配した。
- (70代、女性、腎臓・副腎、2003年版)死に対する恐怖はないが、夫のことが心配だ。
- (70代、女性、大腸、2003年版)夫の身の回りのこと、全て後に残す夫のことだけが気がかりで大変悩んだ。
- (70代、女性、乳房、2003年版)現在の一番の悩みは主人より先には死ねないということだ。
- (70代、女性、肺、2003年版)主人と年の差があるのに、自分が主人より先に逝くということの申し訳なさ、順番はないにしても自分亡き後の主人のことについて悩んだ。
- (60代、女性、乳房、2003年版)転移し、また治療することになり、年をとったせいか、自分が死んだ後のことばかり考えてしまう。
- (40代、女性、乳房、2003年版)夫婦2人の生活なので、先に死んでしまったら夫が1人になってしまうので大丈夫かなとそればかり思っていた。
- (50代、女性、乳房、2003年版)自分のことよりも残される夫、子どもの生活のことを心配した。
- (70代、女性、乳房、2003年版)私が先に死に至ると主人が一人で暮らすことになるのが心配だ。
- (60代、女性、胃、2003年版)家族2人だけの生活だったので、もしものことがあったらとまず主人のことを心配した。
- (70代、女性、胃、2003年版)主人より先に死ぬのが心配だった。
- (50代、女性、大腸、2003年版)残していく主人への心配があった。
- (60代、女性、食道、2003年版)自分の死後、夫は上手に余生を送れるか心配だ。
- (60代、女性、卵巣・卵管、2003年版)家事もしたことがない夫が1人になってから、どうして生活するのか心配した。
- (50代、女性、卵巣・卵管、2003年版)自分がいなくなった後の主人の世話について心配した。
- (50代、女性、卵巣・卵管、2003年版)娘を嫁がせたばかりで主人と2人きりの生活になったというのに、主人は1人でどうやって生きていくのだろうかと心配した。
- (60代、女性、卵巣・卵管、2003年版)残される夫のことを心配した。
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