「がん体験者の悩みQ&A」では、2003年と2013年に実施した全国調査結果を整理して構築したがん体験者の悩みデータベースを公開しています。このデータベースに基づき、がん体験者の方々の悩みや負担をやわらげるための助言や日常生活上の工夫などの情報ツールの作成等を行っています。
なお、個別の回答やご相談は、仕組み上できかねますので、お困りごとやご相談がある方は、お近くの
「がん相談支援センター」をご利用ください。
悩み
リンパ浮腫治療のマッサージや圧迫療法の弾性スリーブや弾性包帯等は保険が適用しないので、経済的な負担が大きい。
11件の体験者の声があります。
- (70代、女性、乳房、2003年版)手術時に説明がなかったリンパ浮腫になり、保険適用の無い治療の負担が日常生活に影響されてきていることに悩む。
- (60代、女性、子宮、2003年版)リンパ浮腫でマッサージに行っているが金額が高いので悩んでいる。
- (50代、女性、子宮、2003年版)リンパ浮腫になり、リンパマッサージに行っているが、金額が高くあまり効果が見られないことに悩む。
- (40代、女性、子宮、2003年版)リンパ浮腫の治療で保険が適用されずお金と時間がかかり、定期検査で病院に行っても医師と話ができないため悩んでいる。
- (40代、女性、乳房、2003年版)リンパ浮腫の治療に保険がきかないので経済的負担が大きく悩んでいる。
- (40代、女性、卵巣・卵管、2003年版)リンパ浮腫と蜂窩織炎、それにともなうストッキング代、マッサージ代等が高い。
- (60代、女性、卵巣・卵管、2003年版)リンパ浮腫治療のための補正用具やマッサージが高価で、一生続くと思うと、保険の適用も無いため経済的にかなりの負担となり悩んでいる。
- (40代、女性、子宮、2003年版)リンパ浮腫で、常に補正用具を着用しなければならず、高額な代金と行動を制限されることに悩む。
- (60代、女性、子宮、2003年版)リンパ浮腫になり日常生活の制限と補正靴下の代金に保険がきかないことを悩む。
- (40代、女性、乳房、2003年版)リンパ浮腫の症状に苦しみ、マッサージや補正用具に保険がきかないため自費負担に悩む。
- (60代、女性、リンパ腫、2003年版)リンパ浮腫の補正用品が値段が高く保険適用外のため悩んでいる。
この悩みについての助言は、現在作成中です。
本サイトの各種リンクより他の情報を参照してください。
また、現在ご覧になっている悩みについて、お困りの場合は、静岡がんセンター「よろず相談」、もしくはお住まいの地域のがん診療連携拠点病院の「がん相談支援センター」にご相談下さい。
全国の「相談支援センター」の連絡先は、国立がん研究センター
「がん情報サービス」のホームページにある、「がんの相談」、もしくは、「病院を探す」というページから調べることができます。
「がん相談支援センター」は、がんの患者さんやそのご家族などから寄せられる、さまざまな悩みや不安について、相談を受けつけている相談窓口です。看護師や医療ソーシャルワーカーなどの相談員が、お話を伺い、一緒に考え、問題の解決をお手伝いしています。