「がん体験者の悩みQ&A」では、2003年と2013年に実施した全国調査結果を整理して構築したがん体験者の悩みデータベースを公開しています。このデータベースに基づき、がん体験者の方々の悩みや負担をやわらげるための助言や日常生活上の工夫などの情報ツールの作成等を行っています。
なお、個別の回答やご相談は、仕組み上できかねますので、お困りごとやご相談がある方は、お近くの
「がん相談支援センター」をご利用ください。
悩み
年金生活者にとって、抗がん剤の治療費やCT/MRI/骨シンチなどの検査費用が高額で経済的に苦しい。
7件の体験者の声があります。
- (60代、女性、大腸、2003年版)抗がん剤の内服、定期的な検査、CT、MRI、骨シンチなどの検査費用が高く、年金暮らしのため大変だ。
- (60代、女性、肺、2003年版)夫婦2人年金生活で通院治療しているが、1回点滴すると25,000円位かかり高額で悩んでいる。
- (60代、女性、肺、2003年版)年金生活者にとって抗がん剤の治療費が高額でびっくりした。
- (60代、女性、乳房、2003年版)治療費の件、特に薬が高額で年金生活者にとっては負担になっている。
- (50代、男性、白血病、2003年版)年金生活をしていて薬代が月30,000円以上かかり今後の生活が不安だ。
- (60代、女性、乳房、2003年版)年金だけになると薬代が高いのが不安です。
- (60代、男性、前立腺、2003年版)年金で生活しながら2週間おきに抗がん剤の注射をうち、薬を内服しているが、病院に1回行くと25,000円かかり、金銭的に悩んでいる。
この悩みについての助言は、現在作成中です。
本サイトの各種リンクより他の情報を参照してください。
また、現在ご覧になっている悩みについて、お困りの場合は、静岡がんセンター「よろず相談」、もしくはお住まいの地域のがん診療連携拠点病院の「がん相談支援センター」にご相談下さい。
全国の「相談支援センター」の連絡先は、国立がん研究センター
「がん情報サービス」のホームページにある、「がんの相談」、もしくは、「病院を探す」というページから調べることができます。
「がん相談支援センター」は、がんの患者さんやそのご家族などから寄せられる、さまざまな悩みや不安について、相談を受けつけている相談窓口です。看護師や医療ソーシャルワーカーなどの相談員が、お話を伺い、一緒に考え、問題の解決をお手伝いしています。