「がん体験者の悩みQ&A」では、2003年と2013年に実施した全国調査結果を整理して構築したがん体験者の悩みデータベースを公開しています。このデータベースに基づき、がん体験者の方々の悩みや負担をやわらげるための助言や日常生活上の工夫などの情報ツールの作成等を行っています。
なお、個別の回答やご相談は、仕組み上できかねますので、お困りごとやご相談がある方は、お近くの
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悩み
とにかく死にたくない、やりたいことはまだいっぱいあると思い悩んだ。
6件の体験者の声があります。
- (40代、女性、不明、2003年版)とにかく死にたくないと思い続けた。あと半年我慢したら手遅れと先生に言われ、その後3日間泣き続けた。頭の中は真っ白になり、説明書きされた胃の絵入りの紙を何回も見て「死にたくない、やりたいことはまだいっぱいある」と心の中で叫び続けた。
- (40代、女性、乳房、2003年版)生死に関すること。とにかく死にたくないということ。手術すれば助かると、生きたいために手術は断らなかったが、その後の再発が常に恐怖だった。
- (50代、女性、乳房、2003年版)明日生きている自分がいるのかどうか。子どもの未来はどこまで見ることができるのか。年老いた母は。死後の自分は。ただただ生きたいと思った。やりたいこと、しなければいけないことが沢山ありすぎ、生への執着心が強いことで辛かった。
- (60代、女性、腎臓・副腎、2003年版)何が何でも治したい。がんばりたい。子ども、孫がもっと大きく育つまでは死にたくない。
- (60代、女性、子宮、2003年版)楽しみはこれからだというのにまだ死にたくない。
- (70代、男性、前立腺、2003年版)これで人生終わりか(死ぬのか)、やり残したことがあるまま死ぬのか。子どもたちが結婚して孫を抱くまでは生きたいと悩んだ。
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