「がん体験者の悩みQ&A」では、2003年と2013年に実施した全国調査結果を整理して構築したがん体験者の悩みデータベースを公開しています。このデータベースに基づき、がん体験者の方々の悩みや負担をやわらげるための助言や日常生活上の工夫などの情報ツールの作成等を行っています。
なお、個別の回答やご相談は、仕組み上できかねますので、お困りごとやご相談がある方は、お近くの
「がん相談支援センター」をご利用ください。
悩み
人工肛門なので、温泉・銭湯や人の集まりの中にいくのが心配で外出はなるべく控えている。
6件の体験者の声があります。
- (70代、男性、大腸、2003年版)手術前、医師に最悪人工肛門になると聞き、手術後初めて腹を見て驚きを覚える。退院後排便時に苦労する。注水洗浄、人前での入浴に悩んでいる。
- (70代、女性、大腸、2003年版)直腸の手術後人工肛門をつけたので、温泉や人の集まりの中にいくのが心配で外出はなるべく控えている。
- (70代、男性、大腸、2003年版)現在人工肛門となり、温泉風呂等の一般の人のように気安く入浴できないのが苦痛だ。
- (60代、女性、大腸、2003年版)人の集まりに行きにくい。入浴に行けない。
- (80代、女性、大腸、2003年版)腹部に便の袋をつけているので、いろいろ施設のある風呂へいくことができないのが悩み。
- (60代、女性、大腸、2003年版)人工肛門なので温泉や人前にあまり出ないようにしている。装具が一日1,300円位かかるので在宅中は使い捨てにしないで、消毒して使っている。持ち家の場合、給付金が受けられないと市の方から言われた。
この悩みについての助言は、現在作成中です。
本サイトの各種リンクより他の情報を参照してください。
また、現在ご覧になっている悩みについて、お困りの場合は、静岡がんセンター「よろず相談」、もしくはお住まいの地域のがん診療連携拠点病院の「がん相談支援センター」にご相談下さい。
全国の「相談支援センター」の連絡先は、国立がん研究センター
「がん情報サービス」のホームページにある、「がんの相談」、もしくは、「病院を探す」というページから調べることができます。
「がん相談支援センター」は、がんの患者さんやそのご家族などから寄せられる、さまざまな悩みや不安について、相談を受けつけている相談窓口です。看護師や医療ソーシャルワーカーなどの相談員が、お話を伺い、一緒に考え、問題の解決をお手伝いしています。