「がん体験者の悩みQ&A」では、2003年と2013年に実施した全国調査結果を整理して構築したがん体験者の悩みデータベースを公開しています。このデータベースに基づき、がん体験者の方々の悩みや負担をやわらげるための助言や日常生活上の工夫などの情報ツールの作成等を行っています。
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悩み
手術部位の吻合不全のため、一時的に造設した人工肛門をいつ閉鎖できるのかが分からず、悩んだ。
3件の体験者の声があります。
- (70代、男性、大腸、2003年版)肛門の近くにあるがんなので、腸切除の後の結合がうまくいかず臨時に人工肛門にしたが、その後も縫合した部分が繋がらず今も人工肛門にしていて今後の予定が立たず迷っている。
- (70代、男性、大腸、2003年版)高分化腺がんで手術、人工肛門にしないで吻合したが、縫合不全で腹内から汚染、治癒(閉鎖)を早めるために、人工肛門を造設した。1~2ヶ月経過すれば縫合不全が治り、人工肛門を閉じるという診断だったが、その後造影検査で漏れの部分が良くならず、現在まで9ヶ月を経過したのに、人工肛門のほうが安全だからこのままのほうが良いと言われた。本当のところはどうなのかと悩み迷っている。
- (70代、男性、前立腺、2003年版)大腸、直腸の手術後吻合不完全のため腹膜炎になり、人工肛門仮設術をしたが、人工肛門による排泄に悩んだ上、仮設肛門の廃止時期、可能性について悩んだ。
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