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昨年乳がんの手術をしたが、乳がん用の下着はどのようにして購入できるのか。
昨年乳がんの手術をしたが、乳がん用の下着はどのようにして購入できるのか(その他、乳房、2003年版)

助言

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【かかっている医療機関の看護師や相談窓口などで確認してみましょう】

乳がん用の補整下着は、直接販売や通販などがあります。

かかっていらっしゃる医療機関の看護師に相談してみましょう。医療機関によっては、何種類かパンフレットをおいていたり、定期的に業者の方がきて、試着ができたりする施設もあるようです。
どこで情報を集めたらよいかわからないときは、かかっている病院の相談窓口やがん診療連携拠点病院の相談支援センターに相談してみましょう。
また、患者会やインターネット上のコミュニティなどで、いろいろ情報を集めてもよいでしょう。体験した患者さんだからわかる細かな気づきや工夫について知ることができ、手助けになるかもしれません。ただ、注意する点は、服や下着の工夫、補整用品の選び方など、個別性がありその人に合ったからといって自分の場合にも合うとは限らないという点があります。また費用の点も検討しながら決めていきましょう。

現在では、切除した後の乳房を補整するための様々な種類のパッドや補整下着があります。ご自分のライフスタイルを考えて、どういう方法や補整用品を使用するか検討しましょう。補整下着やパッドを使用されている場合でも、時と場所でパッドや補整下着の種類を替えるなどの工夫をされていらっしゃる方もいます。

1.パッドについて
◎ パッドは市販のものもいろいろなサイズと重さのものがあり、部分切除の方向けのものもあります。最近では、乳がんの手術後とは関係なく補整用のパッドもありますが、固定の点なども検討して選びましょう。また、自分でパッドをつくって使用している方もいらっしゃいます。できるだけ情報を集めてみましょう。
◎ パッドには、ブラジャーのポケットに入れるタイプと直接乳房に装着しそのうえにブラジャーをするタイプがあります。
◎ 素材は、シリコン(直接乳房につける粘着シリコンもあります)、ウレタンやスポンジ、ビーズ、ジェル、綿などがあります。
◎ 粘着シリコンパッドは、肌に直接貼り付けられ、ずり上がらず安定感があります。また普通のブラジャーがつけられます。ブラジャーの中に入れて使用するパッドに比べて肩が凝りにくいとおっしゃる方もいらっしゃいます。(現在、一般向けに粘着タイプのシリコンを利用したブラジャーがありますが、それとは少し異なります。)
2. 補整用ブラジャー
◎ 最近では一般のブラジャーにも補整用のパッドを入れられるタイプのものがありますが、乳がん手術後用のブラジャーでは、ポケットにパッドが入れやすくてずれにくいような工夫がされています。また胸をしめつけないようなやわらかい素材を使用していたり、用途に応じて前あきタイプのものやソフトタイプのもの、片側だけ装着するタイプのものなどがあります。ブラジャーは安定感を得るために、できるだけ肩ひもが幅広で調節ができるタイプのものがよいでしょう。
◎ その他にボディスーツ、ブラスリップ、ブラキャミソールなどもあります。
◎ 以前に比べ、カラーバリエーションも豊富になってきています。


 
【乳房切除後の補整の効果】

乳房を切除した後の補整は、外見のことだけではなく他にも様々な意味を持ちます。
乳房を切除した後の補整の3つの効果
1. 外観を補整する
2. バランスを補整する
乳房切除後、特に大きな胸の方や広く切除された方はで歩くときなどからだのバランスがとりにくく感じることがあるといわれる人もいます。また、左右のバランスがうまくとれないと肩こりや腰痛なども起こしやすくなります。正しい姿勢を保持するためにも、乳房の補整は大切です。
3. ぶつかったりした際の直接的な衝撃をやわらげる
切除部分が広い場合、どこかにぶつけたりしたときに、乳房補整をしておくことで、直接的な衝撃を防ぐことができます。


 

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