自分の助言集をつくる
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子どもの頃は、自由に自然に、感情を表すことができますが、大人になるにつれ、できなくなります。泣くと弱くみられるので、自分を崩したくないからかもしれません。または、泣くと迷惑がられるので、周りに遠慮をしているせいかもしれません。
泣くと、涙と一緒にモヤモヤした気持ちが洗い流されます。泣いて自分の感情を出しきると、気持ちの整理ができます。自分の気持ちに向き合い、一歩を踏み出すことができます。
がんという病気は体だけではなく、こころや生活面にも影響を及ぼします。
不安にとらわれた時やつらい時に、誰かに自分の気持ちを聞いてもらうというのは大事なことだと思います。会って話せなくても、電話で話したり、手紙を書いたりしてもよいと思います。気持ちを外にはき出すことで、少しこころが楽になります。
いろいろな不安や問題は一人で抱え込まずに、誰かに話してみましょう。信頼でき、心の支えになる人が近くにいなければ、かかっている医療機関の相談窓口、または、がん診療連携拠点病院の相談支援センターの相談員にお話し下さい。
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