自分の助言集をつくる
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心配事や悩みがいろいろとあるとき、ご家族や友人には様々な理由(心配をかけたくない、経済的なことなどプライバシーに関することは言いたくないなど)から、相談しにくいときがあります。そういうときは、かかっている病院の相談窓口やがん診療連携拠点病院の相談支援センターの相談窓口などに相談してみましょう。相談担当者は、相談される方のプライバシーを守ります。誰かに相談することで、自分の中で問題が整理できたり、相談担当者が様々な制度やサポートの情報を提供してくれるかもしれません。
また、経済的な事や生活面に関しての問題などでは、医療ソーシャルワーカーが話を聴き、その方にあった良い解決方法を一緒に考えてくれるでしょう。また、更年期のような症状に関しては、担当医や看護師に相談してみてもよいですし、同じ治療を受けている患者さん同士で、症状に対しての日常生活での対応の工夫など情報交換してみてもよいと思います。担当医に症状を相談するときには、ただ「つらくて仕方がないので何とかなりませんか」では相手にうまく伝わりにくいものです。具体的に、どういう症状が起こり、それが日常生活にどういう影響があるかなど、一度頭の中を整理して伝えるようにしましょう。
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なお、個別の回答やご相談は、仕組み上できかねますので、お困りごとやご相談がある方は、下記「がん相談支援センター」をご利用ください。