自分の助言集をつくる
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入院に際して、ご主人とは入院中・退院後に問題となることや調整しなければいけないことをよく話し合い、整理されているでしょうか。ご主人やお子さんなど、あなたにとって大切な人々のためにも、今、あなたがしっかり治療を受けることは、家族にとっての最優先事項であるはずです。
単身赴任のご主人への遠慮もあるのかもしれませんが、今後もご主人はあなたにとって、様々な場面でサポートしてくれる大切なパートナーですから、最初からよく話し合っておくことが大切だと思います。
また、お子さんにはあなたの病気や治療について、どのように説明し、お子さんはどのように理解されているのでしょうか。
まずは、一人で問題を抱え込まず、これらのことについて、ご家族とよく話し合うことが大切です。
お子さんは、保育が必要な乳幼児でしょうか。そうであれば、お子さんの世話をする体制を整える必要があるでしょう。ご家族で、あなたの代わりに世話をする人がいなければ、病院の相談室や居住されている地域の役場に相談してみましょう。生活支援サービスのなかに、あなたが利用できるものがあるかもしれません(乳幼児一時保育など)。
一方、お子さんが乳幼児ではなく、ご両親が留守の間でも、自分なりに生活が行えるようであれば、見守ったり、任せたりすることも大切だと思います。お子さんにとっては、成長する良い機会となるかもしれません。
また、入院中であっても、お子さんが面会にきたり、電話でお話をしたりとお子さんとの交流の時間はあると思います。
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