自分の助言集をつくる
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退院前に、自宅での心配な点について、病棟の看護師や相談室のソーシャルワーカーなどに相談しましょう。自宅に戻る前に相談し、準備することで、退院後に直面する問題を減らすことができます。
また、お住まいの地域の状況をよく把握している市区町村の役場の担当部署に相談してもよいでしょう。
年齢や条件によっては、地域のサービスが受けられます。介護保険は、申請と認定が必要で、年金収入等の所得額によって1割から3割の自己負担(年金収入等が、280万円未満の場合は1割。また、収入により自己負担が2割や3割負担の場合も、月額44,400円の負担の上限があります)はありますが、さまざまなサービスを得ることができます。これとは別に、市区町村などの自治体で高齢者向けにいろいろなサービスを行っているところもあります。何に困るのかを整理し、解決していくための方法がないか相談してみましょう。
病院では、『医療相談室』など相談専用の窓口を設置し、医療ソーシャルワーカー(以下ソーシャルワーカー)と呼ばれる専門職が常駐しているところがありますので、困ったことがあったら一度相談してみましょう(病院によっては、ソーシャルワーカーは医事課などの事務部門に所属している場合もあります)。
ソーシャルワーカーは、医療費の支払いやその他経済的なこと、介護保険や障害者手帳のこと、その他福祉制度のこと、療養中・退院後の生活などの相談にのってくれます。
相談窓口に相談してみると、少しでも負担感を軽くするための良い情報を得られるかもしれません。また、いつでも相談できる先を見つけておくことは、今後のサポートとしても心強いと思います。
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