自分の助言集をつくる
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親戚・友人・知人、近隣者や職場の同僚などに、がんであることを伝えたり、知られたりすると、多くの民間療法や、新聞やテレビ等でちらっと見たという不明確な治療や病院の情報、生活や仕事への口出しなどがでてくることも多いと聞きます。
特に、がんが治ったという民間療法の話や、「○○さんは○○で末期といわれたがんが治ったらしい」という根拠のない噂などは、がんを治したい、良い治療を受けたい、副作用や苦痛のない治療はないかなど、揺れ動いている患者さんのこころを惑わします。
周りのお節介な人々は、自分が発した言葉があなたにとってどんな重みとなるか気づいているのでしょうか。あなたが感じる重みとあなたがお節介と感じる人々の重みは全く異なると思います。
こういう場合は、理由を言ってきっぱり断ったり、そういう情報を伝えられること自体が負担になるのだということを相手に伝えましょう。あなたのことを真摯に考えている人でしたら、あなたのその気持ちをくみ取ってくれると思います。そうでない人であれば、なおのこと言葉ではっきり伝えないとお節介は続いてしまうでしょう。
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