自分の助言集をつくる
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困っていることや、お願いしたいことを、ご家族や友人に話してみると、自分で考えていたより簡単に引き受けてもらえたり、別のよい方法が見つかるかもしれません。また、社会のいろいろな制度や支援が利用できる場合もあるので、病院の相談窓口などに相談して、解決していくための情報を集めてもよいと思います。1人で抱え込まず、自分から働きかけることも大切です。
そして、誰かに話すということは、困っていることを解決するだけでなく、気持ちを外にはき出すことで、少しこころが楽になる効果もあります。
自分のことを理解してくれる人がいるというのは、とても大きな支えになります。
これまで、自分のことは自分ですると決めて、周囲にできるだけ迷惑をかけないようにやってこられたかもしれません。
人にお願いすると、自分が思ったようにならない場合もあります。しかし、相手はあなたのことを思って、できるだけよい方法を考え、行おうとしてくれているはずです。ご自分でどこまでできるのか、どのように手助けしてほしいのかを伝えることで、相手も動きやすくなると思います。
また、黙っているとお互いの気持ちが通じ合いません。好みや思いを話し合うと、相手の気持ちを尊重したり、援助の方法を工夫したり、双方が受け入れられる決定をすることができます。ご家族や友人とよい時間を過ごすことができると思います。
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