「がん体験者の悩みQ&A」では、2003年と2013年に実施した全国調査結果を整理して構築したがん体験者の悩みデータベースを公開しています。このデータベースに基づき、がん体験者の方々の悩みや負担をやわらげるための助言や日常生活上の工夫などの情報ツールの作成等を行っています。
なお、個別の回答やご相談は、仕組み上できかねますので、お困りごとやご相談がある方は、お近くの「がん相談支援センター」をご利用ください。

悩み

体力や気力がない。
19 件の体験者の声があります。

助言

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【やりたいことに体力を使う】

「疲れやすい」「からだがだるい」「気力がわかない」といった倦怠感が生じる原因は、強い身体症状、治療による体力の消耗、食欲不振による栄養状態の低下など様々です。
倦怠感を生じる明らかな原因がある場合は、それを取り除いたり、軽減したりすることが第一です。この点については、担当医にご相談ください。
日常生活では、一般に、体力の低下を感じると、活動を制限しがちです。けれども、安静にしすぎるよりも個々の体力に合った活動を取り入れることで、エネルギーの生産と消費の歯車がかみあって回り、体力を維持することができます。
体力にあわせて、やりたいことを考えてみて下さい。最低限、身の回りのことをしたい、そして余裕があれば手芸をしたい、買い物に行きたいなど、人によって異なります。
次に、1日のなかでも体調に波があるので、やりたいことのために日課の調整を考えてみます。やりたいことの前後に休息をとるのもよいでしょう。こうやって、やりたいことを優先して活動してみると、以前よりいくぶん体とこころが軽くなっているかもしれません。


 

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【がん相談支援センター】
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