悩み

いつも頭の中はがんのことでいっぱいで、笑うこともできず、うつ状態だった。
3 件の体験者の声があります。

助言

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【つらい気持ちを抱え込まない】

がんと診断された後、治療を始める前、治療中、治療終了後、様々な場面で、落ち込んだり、こころが不安定になったりすることは、患者さんの誰にでも起こることです。
いつもがんのことが頭から離れず、笑うこともできないというのは、とてもつらいことだと思います。こういうときは、自分の気持ちを受けとめてくれる人、家族や何でも話せる友人に、不安に思っていることや揺れ動く思いを聴いてもらうことも、気持ちを楽にします。一人で、つらさを抱え込まないで、周囲の人に話してみましょう。泣いてしまってもかまいません。
また、口にしなくても、ふっと自分を心配し気遣う周囲の人々の思いが感じられた時、一人ではないと感じて温かい気持ちになれたり、そんな時間がほんの少しでも気持ちを楽にしてくれると思います。


 
【家族や周囲の方の対応】

ご家族や身近な方は、患者さんのこころが不安定な状態になっていることを、よく理解することが大切です。
患者さんが、ご家族の誰とも話したがらなかったり、ご家族の言葉やふるまいに過剰とも思える反応があっても、それは患者さんが心を許せるご家族だから自然に出ていることです。
このようなときは、特に「頑張れ」や「しっかりしろ」という励ましや、「考えるな」という言葉は禁句です。
患者さんは一生懸命頑張っているし、しっかりしたいと誰よりも願っているからです。こういうときには、「見守る」ということが大切です。


 
【こころが不安定な状態が続く時は、こころの専門家もサポートしてくれる】

不安定なこころの状態が続く時には、一度こころの専門家に相談してみるという方法があります。
こころが不安定で、他には何も考えられなくなった、何事にも集中できない、誰とも話したくない、夜眠れない、食欲がない、などそういった症状が続くような時は担当医やこころの専門家(精神腫瘍科医、心療内科医、精神科医、臨床心理士、心理療法士、リエゾンナースなど)に相談してみてください。気持ちを落ち着けるお薬を飲んだ方がいい場合もあります。
こころの専門家というと、“自分がおかしくなったのではないか”と思い抵抗がある方もいらっしゃると思いますが、このようにこころが不安定な状態になることは、がんにかかった多くの方が経験することです。
がんと向き合う時、からだの方は担当医がサポートしてくれますが、こころの方は周囲の人とともにサポートしてくれる専門家に少し頼ってみることで、どうしていけばよいのか、自分なりの答えがみつけられることがあります。


 

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