自分の助言集をつくる
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つらい体験が続くと、気持ちは沈みがちになり悲観的な思いにとらわれやすくなります。これは、こころの悲鳴だと思います。気持ちが沈みがちになることも、悲観的な思いにとらわれやすくなることも、患者さん自身が悪いわけではありません。
ただ、こういう気持ちをもち続けていると、こころも重くなってしまいます。少しその重さを軽くするために、こころの専門家(精神腫瘍科医、心療内科医、精神科医、臨床心理士、心理療法士、リエゾンナースなど)、病院の相談室、あるいはご家族にご自身のつらい気持ちを話してみてください。聞いてもらうというのは、こころが少し楽になる方法の一つです。
また、気持ちが沈みがちで何もしたくない状態が長い期間続いたり、夜眠れない状態が続くようであれば、少し気持ちを落ち着けたり、夜眠れるようなお薬を使ったほうが良い場合もあります。こういう状態が続くようであれば、担当医や看護師に相談してみましょう。
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