自分の助言集をつくる
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あなたの体の状態や治療の状況については、あなたの担当医が一番正確な情報を持っています。
次のようなことを工夫しながら、担当医とよく話しあってみてください。あなたの方から、積極的に質問していく気持ちを持つことが大切です。
1. 治療の目的を確認する
治療を受ける前、あなたの担当医は治療の目的をどのように説明していたでしょうか。もし、治療の目的について、まだ十分に理解できていないように感じていたら、担当医に確認してみましょう。治療の目的が確認できたら、その目的がどの程度達成されているか、担当医に尋ねてみましょう。
2. わからない時には、そのことをきちんと伝える
『いい患者』であろうとするあまり、医師の説明がよくわからない時にも、ついわかったようなふりをしてしまう患者さんも中にはいるようです。しかし、医師の立場からすると、わからない時には、「わかりません」とはっきり言ってもらった方が、むしろ説明がしやすいのです。担当医の言葉が聞き取れなかったり、話のテンポが早すぎたりする時には、遠慮せずに、そのつどきちんと聞き直して、確認するようにしましょう。
3. 具体的なことを質問してみる
担当医が示した治療の目的以外にも、「良くなる」ということについて、あなた自身で考えていることがあるのかもしれません。もしそうであれば、たとえば、「普通に食事が食べられるのは、この調子だと、大体いつごろになりそうですか?」というふうに、具体的に担当に質問してみましょう。
4. メモを取る、録音する
担当医の話を聞く時には、メモの準備をしていきましょう。メモは、記憶を助けるだけでなく、後で読み返して頭のなかを整理することにも役立ちます。もし、メモを取る自信がなければ、レコーダーを持参して話を録音してもよいかどうか、担当医に尋ねてみましょう。
5. 誰かと一緒に話を聞く
担当医の話を聞く時には、できるだけ家族や親しい友人に同席してもらって、一緒に話を聞くようにしましょう。一緒に話を聞いてくれる人がいるのは心強いですし、聞いた内容を後でお互いに確認しあうことで、理解が深まります。
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